10月12日:最終日。走り抜いた7日間。
- Megumi Karasawa
- 6 日前
- 読了時間: 3分
更新日:6 日前

個展『gaze』7日間、無事に全日程を終了いたしました。
最終日まで会場へ足をお運びくださった皆様、そして作品や額入りポストカードなどをご購入いただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
会場であるM-gallery伊藤様には、終始温かく強力なサポートをいただき、心から感謝しております。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。
月曜日のオープニングから、7日間を通して来場者が途切れることはありませんでした。
特に1年前に同じ会場で個展を開催した経験が、今回の展示に大きな意味を与えてくれました。作品を覚えていてくださった方との再会、そして作品を前にして交わす言葉の尊さは、何物にも代えがたいものです。
1. 意図を超えてハマった展示設計
今回のテーマは「まなざし」という意味の『gaze』。
会場のM-galleryでは、入口からぐるりと回る動線上に、内側から外側へと「まなざし」が移行していくような鑑賞体験を意図して設営しました。
この動線がM-galleryの設計に予定調和的にハマったのです。これは1年前に同じ会場を使ったからこそ、無意識に空間のイメージができたのかもしれません。
2. 私の作品は「言葉が溢れるもの」
今回の個展を通して、改めて自分の作品の特性が見えてきました。
作品を前にしたお客様との対話で面白かったのは、彼らが「今起きていること」に目を向けるということでした。日常から外れるような没入体験というよりは、「この瞬間」に起きている感情や現象に反応してくださっている。
私の作品は、言葉にあらわせないものを体験するというより、むしろ言葉が溢れ出すものなのかもしれません。
あるいは音を伴うものなのかもしれません。鑑賞者の方々の興味深い視点から、この「作品の言葉」を受け取れたことが収穫となりました。
会期前半には、今までにはない若い世代の方々ともお話しする機会があり、彼らが作品から受け取るまっすぐな興味と視点は、私の創作活動に大きな刺激を与えてくれました。
3. 7日間のエネルギーを「握り忘れないうちに動く」
私の個展は、日頃から応援してくださる友人や知人、そしてこのブログやSNSを読んでくださる温かい方々との「繋がり」によって成り立っています。
そして、通りの看板を見て入ってきてくださる「新しいご縁」の方々も、次への大きな布石となりました。
毎日このブログを読んでくださり、温かい応援と叱咤激励を下さった皆様、本当にありがとうございます。
この7日間で得た「作品の芯」と「次への約束」を握り忘れないうちに、私はすぐに動きだします。こういう大きなプロジェクトの後は気が大きくなるものです。
今回の展覧会のテーマと確信を引き継ぎ、次回のプロジェクトに向けて駒を進めます。
会場での展示は終了しましたが、展示した作品は引き続きオンラインでご覧いただくことができます。ご購入いただくことが可能ですので、どうぞご利用ください。
個展終了の勢いを借りて、今後の活動についてもご報告です。
10月中の毎週木曜日、FM川口「ギャラリーカフェ結び」にゲスト出演させていただきます。この番組では、主に今回の個展《gaze》について、コンセプトから作品制作の裏側まで、様々なお話をさせていただきました。
引き続き、FM川口のサイトやアプリからご聴取いただけますので、よろしければぜひお聴きください。
ラジオでお話しした内容はコチラから。
✨✨無事終了しました、ご来場ありがとうございました✨✨
個展のご案内
個展「gaze」
開催期間:2025年10月6日(月)〜10月12日(日)
場所:M-gallery
住所:332-0016 埼玉県川口市幸町3-1-15-G
時間:11:00〜16:00(初日13:00-/土日 18:00まで)
入場無料
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