今回ご縁があり初めて海外のグループ展に参加することになりました
貴重な機会を頂いたのをきっかけに
海外に作品を発送する手順から現地に到着するまでの過程
をわたし自身の備忘録としてこちらに書き留めておきたいと思います
また上記の個人的な目的とは別に
■海外で作品を発表したい
■顧客を海外に求めている
■越境ECに取り組んでいる
方々に向けて情報を共有し、自身の経験と共にその都度内容を更新していきます
このブログを読む皆さまの
それぞれの目標や目的に直結する有益な記事なるよう
希望と目的をもって書き始めたいと思います
とはいえ最初にお断りしておきたいことがあります
わたしは海外に荷物を送るのに日本郵便のEMSしか使ったことがありません
理由は荷物の大きさ+運賃と賠償保障制度を付けたかったからです
未だクーリエを使ったことがなく
EMSとの比較にお応えすることができません
ご了承ください
2.EMSにおけるインボイス作成について。
無事に梱包を終えたら次にすることはインボイス(送り状)の作成です
税関への申告や検査で必要になる内容明細書になります
通関時、税関にチェックされるので内容物とその価格は正しく申告する必要があります
(のちに書類の内容と内容物に相違がないかを確認する作業が入るからです)
また内容物の価格によってお相手(受取人)が支払う現地の消費税等が決定します
インボイスの作成はPCやスマホから作成できます
日本郵便「国際郵便マイページサービス」アクセス・登録します
すると以下の順で書類の作成が始まります
①ご依頼主選択(ご自身の郵便番号・住所・電話番号など)
②お届け先選択(発送先の郵便番号・住所・電話番号など)
✓③内容品登録
④発送情報登録
⑤登録内容確認・登録
⑥送り状印刷
⑦完了
という順で入力を行います
①~③はアルファベット入力となります
(海外の住所の書き方は入力例がすでに見えるのでそれに倣って進めてみてください☺)
発送先の郵便番号(ZIP CODE)と電話番号が必要
になります
国によって桁数が異なります
先方に詳しい番号をご確認ください
特に海外の郵便番号(ZIP CODE)は見落とされがちです
※もしわからない場合はZIP CODE LOOK UPで検索できるので
是非ご活用ください
(各国の郵便番号が検索できます)
PCやスマホで作成中エラーになりやすい箇所が
✓③内容品登録です
ここでは以下の詳細な内容を求められます
1. 内容品名
2. 単価(日本円可)
3. 重量 g/個
4. HSコード
5. 個数
6. 内容品種別
7. 税申告価格
各項目を詳しく説明していきます
まず1. の内容品名はアルファベット表記でArt worksにします
その際に素材も記入した方が良いです (例:Works on Paper など)
2. 重量は梱包後の荷物の重さを記入します
3. HSコードは自身の作品に一番近いものを選択します
(残念ながらアート作品は項目にありません)
自身の形態に近いものを選びます
ちなみにわたしはポスターに分類しました
このコードはヨーロッパ以外の国では今のところ不要です
4. 税申告価格は日本円で内容品の総額を入力します
EMSでは荷物に賠償保障を付けることができます。
二万円までは無料、その後は二万円ごとに五十円の追加料金を払うと
上限額を引き上げることができます
PCやスマホで作成できなかった場合は
郵便局でタブレットを借りて作成することも可能です
わからない箇所はすぐに局員さんに尋ねることができるので心強いです
また荷物の正確な重量を測ってもらい記入することができます
大体15分~位で入力は完了するとかと思います
以上がEMSにおけるインボイス作成編でした
次回は
発送後の追跡表示について
今回の事例を基に書いていきたいと思います
引き続きお楽しみください。
♥♥♥♥♥
最後に
私が実際にどんな梱包を行って海外発送をしたかわかる投稿があります
こちらのアーティストがその様子をFBで記事にしてくださいました
♥是非ご覧ください♥
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