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執筆者の写真Megumi Karasawa

アートを海外に発送するー梱包編ー

更新日:3月2日


アート作品を海外に発送する方法

今回ご縁があり初めて海外のグループ展に参加することになりました


貴重な機会を頂いたのをきっかけに

海外に作品を発送する手順から現地に到着するまでの過程

をわたし自身の備忘録としてこちらに書き留めておきたいと思います

また上記の個人的な目的とは別に


■海外で作品を発表したい

■顧客を海外に求めている

■越境ECに取り組んでいる


方々に向けて情報を共有し、自身の経験と共にその都度内容を更新していきます

このブログを読む皆さまの

それぞれの目標や目的に直結する有益な記事なるよう

希望と目的をもって書き始めたいと思います



アート作品の梱包を考える


とはいえ最初にお断りしておきたいことがあります

わたしは海外に荷物を送るのに日本郵政のEMSしか使ったことがありません

理由は荷物の大きさ+運賃と賠償保障制度を付けたかったからです

未だクーリエを使ったことがなく

EMSとの比較にお応えすることができません

ご了承ください


大切な作品を丁寧に梱包する方法


1.アート作品の梱包について。


まずアート作品の梱包について書いていきます

普段、皆さんは自身の作品を展覧会に出展する際、

どんな梱包材を使ってどのように行っているでしょうか?


基本的に誰からも教えて頂いたことはなく独自の方法と見様見真似で

行ってきた方が多いのだろうと推測しています

わたし自身もその通りで、緩衝材に水濡れ防止ビニール、段ボールを使用してきました

緩衝材はある程度の衝撃に耐えられるくらい二重に巻いたり…

自己流+他のアーティストの作品を購入した際の梱包方法を参考にしていました


現在ではInstagramやYou Tubeなど各SNSでアート作品の梱包の様子を

動画で見ることができる便利な時代になりました

また海外の方々のパッキングはこちらと異なる点もあり参考になります


しかしもっと本格的にしっかりした手順を学びたい場合は

更なる検索をするか特に詳しい方に直接お尋ねするなど

ご自身の作品媒体に見合った梱包を探すことが大事になってきます

(わたし自身もパッキングを各サイト等で検索し手探りの段階です)


しかし海外発送で痛感したのは

梱包材の選定や方法は国内発送とは異なるものを使用

手厚く行うことが必要

ということでした


なぜなら海外の郵便事情は内容物に関係なく

✓手荒に扱われてしまうことが多い

✓「FRAGILE」(=取扱注意)はほぼ無意味

✓どんなトラブルがあるかわからない

のが実情です


今回のEMSの場合、発送から到着まで国によっては一カ月以上時間がかかったので

慎重にならざるを得ない状況があります



アート作品を梱包するときに大切なこと


加えて個人的に最重要だと感じるのは

受け取った方への配慮という視点

で梱包をするという点です

丁寧でしっかりした梱包は作品に対する愛情と受け取る方への愛情を感じさせます

実際その気持ちが形に表れます


ですから作品形態が

紙・キャンバス・木製パネル・立体作品の場合であっても

梱包後の段ボール(または木箱!!)は

作品より一回り以上大きく深くなる可能性があり

その分運賃はかさみます

しかし作品の損傷を避けトラブルを回避するためには大事な作業になってきます


国内発送と同じように荷物の大きさと重さで運賃が変わります

特に重量が大きく影響するので気を付けたいポイントです


さらに国際輸送は世界情勢に大きく影響を受けるため運賃の価格が変動します

国によってはSDGsの観点から梱包材に使用する素材に規制を設けている場合もあります

送り先の方針を確認しながら梱包材の選択をすることも必要になる場面もあることでしょう。


梱包を考えることが国際的な環境問題への取り組みの意識につながります

過剰すぎず作品の損傷を防ぎながらSDGsに配慮する姿勢が求められているのを実感します


以上がアート作品を梱包についてです。


次回は

”2.インボイスの書きかた”についてです

引き続きお楽しみください


♥♥♥♥♥



最後に

私が実際にどんな梱包を行って海外発送をしたかわかる投稿があります

こちらのアーティストがその様子をFBで記事にしてくださいました

♥是非ご覧ください♥

↓↓↓




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