【正念場】今週が勝負!展覧会への「メンタルブロック」を乗り越える挑戦
- Megumi Karasawa
- 4 日前
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更新日:3 日前
六月最後の週が始まりました。いよいよ、私にとって今年初めての作品露出となる7月の展覧会が間近に迫っています。前回の個展から約9か月。まさに『いよいよ』という、この正念場に立っています。

いよいよ大詰め:展覧会準備の「正念場」
そのために今週は作業の大詰めを迎えています。
今月中に何とか事務作業を終え、本業のポートレート作成に本腰を入れたいところです。
約1ヶ月の間、まともに絵を描けていないため、感覚を取り戻すのに必要な時間と量に、正直恐れおののいています。
今回出品する展覧会は、私にとって二度目の参加となります。前回展示してみて、やはり大きな会場で作品を展開するのは、単なる展示ではなく「実験と挑戦の場」になると強く感じました。作品露出の機会はなるべく多い方が良いと考えており、展覧会を切らしたくなかったという強い気持ちを持って参加を決意しました。
会場は申し分ない広さで、一人あたりの壁面積は10mです。前回は並行方向に作品を横に並べるのが精一杯だった展示の仕方から一変させ、今回は構成に徹底的にこだわり臨みます。

乗り越える「メンタルブロック」:「最初で最後」という覚悟
私は心の底で「ここで展示するのは、最初で最後」という意識を持ってどんな展覧会も参加します。二度目、三度目と回数を重ねて展覧会ができなかった過去があるため、そのような気持ちが芽生えたのだと思います。
展覧会の継続が困難だったのは、物理的な理由(金銭面や仕事、場所など)に加え、精神面も大きく影響していました。メンタルブロックが働き、「自分なんて…」「来年はここまでできない…」と弱気になり、「継続すること」を怖がっていたのです。
今も、ずっと同じ気持ちのままでいる自分もいます。しかし、作品露出を継続するには、計画と実行力、そして実務と金銭面のバランスを考えながら頭を使って動く必要があることが痛感できました。作品にならず、クロッキーで止まってしまうのも、あのメンタルブロックによって引き起こされていたのでしょう。
変化と発見:「組み立てる展覧会」への挑戦
前回から9か月振り、グループ展としては約1年振りとなる今回の展示。
作品をギリギリまで制作し、ほとんど鑑賞する暇もないまま会場に運んだ前回とは異なり、今回は時間をかけて作品を見直し、言葉によって物語を綴り、配布物を用意し、オンラインとリアルを繋ぐ準備を進めてきました。こうやって自分で展覧会を組み立てていけばいいんだ、という大きな発見の多い期間を過ごしてきました。
作業は大詰めを迎え、同時に次の次を見据える行動も求められる今。それは、10月の個展を考え始めなければならない時期に来たからです。
焦りは禁物。『絶対大丈夫!』と自分に言い聞かせ、冷静さを持ちながら明日の作業を迎えます。

今回の展覧会が、私にとって新たな扉を開く挑戦となるよう、最後まで悔いなく進めていきます。 ぜひ、会場で私の作品、そしてこの挑戦の軌跡を感じ取っていただけたら嬉しいです。
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