作業進捗#3 展覧会まであと少し、リアルな現場、新たな課題
- Megumi Karasawa
- 6月18日
- 読了時間: 4分
一ヶ月は切ったけれど…地道な作業が続く
夏の展覧会まで、残すところ一ヶ月を切りました。
正直なところ、スケジュール通りであれば30日前にはすべての作業を完了しているハズ…!と思っていたのですが、そうはいかないのが現実です。今日も、地道な作業を続けています。
今の主な作業はキャプション作りとプロフィールパネルの作成。
これらはWord等で作ったものを紙に印刷して作成するため、どうしてもプリンターが必要なんです。
しかし、こういう時に限って自宅のプリンターが故障中で、仕方なく、コンビニのネットプリントで代用しています。どんなに便利になったと言っても、やはりコンビニまでコピーを取りに行く物理的な移動は、なかなか手間がかかります。
結局、コンビニを三往復ほどして、作業はゆっくりと、でも確実に進んでいます。
キャプションとプロフィールパネルの文面は何とか完了したので、あとは額に収めたり、スチレンボードに貼り付ける作業を残すのみです。
アイディアが、また湧いてきて…
プロフィールパネルを作成している最中、ふと何か物足りないと感じたのです。
今回の作品のステートメントは簡単に記載したのですが、観客が作品についてもっと詳細な内容を知れる配布物があったら…と新たなアイディアが湧いてきたのです。
会場で観客が手に取れるもの、観客と作品の間に立つ「架け橋」のようなものを作りたい。これは当初まったく想定していなかったものなので、正直「今からそれを準備できるかどうか」と不安になりました。それでも、もしそれが実現すれば、会場で私が語るよりも、観客が自分のペースで文字を読み、作品をより深く鑑賞してもらえるだろう、というイメージが膨らみ、作ることに俄然積極的になっています。

まだまだ終わらない、そして克服したい癖
新しいアイディアが参入してやることがひとつ増えてしまいました。(大丈夫か私…)
わたしに残された作業を改めてまとめると、以下になります。
①会場入り口(アプローチ)の展示物の用意
②会場でするポートレートの準備(画材の最終チェックと見本品の作成)
③ポートレート用A4チラシの作成と名刺の作成(QRコードを入れて)
④物販の準備(ポストカードとZINE)
⑤会場構成のデモンストレーション
⑥DM郵送
⑦ (★New)作品詳細を記した配布物の作成
わたしはこのような事務的な作業が後回しになってしまうという、直したい癖があります。
「やらねば進まない」と頭ではわかっているのに先延ばしにした結果、スケジュールがどんどん押してしまうのです。
この癖、どうやったら改善できるのでしょうか?
今回の経験から、二つの解決策と、一つの成功例が見えてきました。
解決策二つ
✔苦手なことは、自分が予定した以上に時間を見積り、一つずつ着実に進めること。
✔完璧にしようと気負わずに大きな目的(作業をすべて予定内に終わらせる)に沿って、まずは「形にする」ことを優先すること。
成功したこと
✔ブログで作品のメモ(ステートメント草稿のメモ)を残しておいたこと。メモを見返しながらスムーズにテキスト作成に移れました。
作業レポート遍歴、そして展覧会への想い
こんなことを考えながら展覧会までの作業進捗をレポートしています。
・一回目(三月二十五日「作業進捗#1」)では小さなキャンバス作品を仕上げていること、会場内でワークショップをやりたいという計画を書いていました。
・二回目(五月に十八日「作業進捗#2」)では作業工程の見直しと、キャプションの工夫について綴りました。
この展覧会はグループ展ではあるけれど、私にとっては個展を開催するのと同じくらいの準備と気持ちを持って取り組んでいます。一人あたりの壁面が大きいというのも大きな理由です。
私が新しい展示方法を準備して、それを披露する場があり、観に来てくれる人がいます。
やれるだけのことをして、悔いのない気持ちで当日を迎えたいと思っています。

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