作業進捗
- Megumi Karasawa
- 3月25日
- 読了時間: 3分
更新日:7 日前
手首で描く絵
月初めに立てた予定(通りとはいかず)でキャンバスに描く毎日を送っている
用意した小さなキャンバス十六枚はすべてに手が入った
今週は加筆と修正し仕上げをしてフィニッシュまでもっていきたい
密度の詰まったもの、ラフな状態のもの、気に入っているもの、目立つもの
ひとつとして同じキャンバスはない
同じ傾向のグループがあり色味や筆さばきが似ているものがある
わたしの手が届く範囲の大きさで手首で描く
批判的に言われるのは手首で描くことだった
なぜなら身体全体を使って大きな動作で描く絵画に軍配が上がったからだ
一九四十年から一九七十年、ニューヨークで活躍したアーティストがカラーフィールドペインティングやアクション・ペイティングなど大型サイズのキャンバスを精力的に制作する中イーゼル絵画は評価されず批判的な視線が向けられた
手首で描く絵から大きなサイズへ、今まで描いたことのないサイズ
それでも、まだ小さいサイズでしょ?と鼻で笑われるのは承知だ
粛々と自分のペースで描けばいい、気にするな
似顔絵
ワークショップをしようと考えている
厳密にはワークショップではないかもしれない
展覧会場で自分が何かしらを描いて喜んでもらいたいという欲がある
画家が売れないとき似顔絵を描いて糊口を凌いだという話はよく聞く
わたしもそれに倣い、似顔絵を描くことを選択のひとつに入れている
ほんとうを言えば数十年前に似顔絵描きをしていたことがある
東京や千葉の野外のクラフトマーケットに出店し絵を売ったり似顔絵を描いたりしていた
朝早く大きな荷物をカートに乗せて電車で会場に行き自分の好きな場所を選んでテーブルを組み立て商品を並べる
朝から正午過ぎまでお客さんが自分のブースに立ち寄ってくれるのを待った
ポストカードや絵を売りながら似顔絵も描いていた
時間はニ十分くらい(だっただろうか、覚えていない)で水彩絵の具で正方形の色紙にサインをして渡した
女性も男性も描いた、子どもも描いた、男女のカップルも描いた、犬も描いた
色んな理由から長く続けなかったが、ぶつけ本番で知らない人の顔を短時間で描く経験を得た
似顔絵を描くのは本業を支えるポートフォリオのひとつとして取り入れる絵描きは少なくない
また似顔絵を描いてみようかとおもう反面、似顔絵でいいか迷いがある
わたしができることを喜んでもらいたい、その為に何ができるだろうか
かつてピカソはガードルード・スタインの肖像画※1を描いたとき「やがて本人のほうに絵が似てくるだろう」と言った
それくらい大胆不敵な似顔絵(とは言わず肖像画)を描く自信がなければ、な!
※パブロ・ピカソ 「ガートルード・スタインの肖像」1905-06,メトロポリタン美術館
Pablo Picasso 「Portrait of Gertrude Stein」1905-06,Metropolitan Museum of Art
「作業進捗」を読んでくれてありがとございます
とても暖かい日で大気中の花粉で目を開けていられなかった
春先の花粉症が例年より酷い、薬が効かない
今日もおつかれさまでした、明日も安全で大切な一日になりますように
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