ライブ・パフォーマンス
- Megumi Karasawa
- 5月29日
- 読了時間: 3分
更新日:6月3日
素直な気持ち
七月十五日から開催するグループ展で来場者のポートレートを描くライブ・パフォーマンスをする
会場で直接描くという体験は初めてでどうなるか、緊張しながら準備と段取りを練っている
展示期間は五日間
その間に週末を挟んでいる、来場者が見込める土・日に一枚でも多く描き、作品に興味を持ってもらえるように工夫したいところ
ポートレート描きではわたしの他にもう一人の作家さんも描えがく
三十年のキャリアを持つ元漫画家さん、ペン画を初めて二十年の大ベテランの方
過去に二度、この展覧会で似顔絵を描いてる経験者でもある
氏の描く似顔絵はペンと水彩を使って写実的に描く作風で、特徴を捉え安定した描写で精確さが特徴で作品のファンも多い。
わたしも今年はそこに参加する
去年氏が描いている様子を見て、わたしも実際にドローイングの様子を見てもらいたいと描くことにしたのだ
ブログでも何度か書いているとおり、描く人が違えば異なる仕上がりになる
お客さんの好みで作家を選ぶ楽しみもあるだろう
わたしは墨をメインにモノクロ写真のような仕上がりと深みのある作品を描くことにした
普段知ることのない自分の姿を知ってもらえるよう、ポーズは横顔に決めた
墨は水の加減で濃淡と深みをうむ
その人の新たな一面を浮かび上がらせる詩情豊かな画面
墨の濃淡、滲みや揺らぎの効果で陰影豊かに、シックで洗練されたポートレートになるだろう
会場でどんなお客さんが来るか
どれくらい興味を持ってもらえるかやってみないとわからない
作品展示もそうだが、この大きな会場だからできる展開を楽しみに準備をしている
展覧会の個人的な目標
今展覧会で実現したい目標は三つ
①ライブ・パフォーマンスとしてのポートレート挑戦と目標枚数の達成
②10.5mの壁面を使った作品の新しい展開と実験
③外部要因に惑わされず自分の軸を持ち目標達成のために集中する
特に③の精神的な面を成長させる気持ちの切り替えと、大人としての線引きなどは、グループ展に参加するとき今後も引き続く問題でもある
次の作品露出のための貴重な経験と機会を蔑ろにしないことを自分に言い聞かせている
そうしないと、手放してしまいそうになるいくつかの不安原因があるからだ
わたし自身とわたしの作品、そしてわたしを応援してくれる来場者に対して、最大限の敬意を払いたい
自分の時間とスペースに集中し、負の感情に引っ張られ消耗しないよう工夫して進めたい
一番はドローイングの精度を上げないと!
今日もおつかれさまでした
明日も安全で素晴らしい日になりますように
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