top of page

作業進捗13:モノクロとカラーの間で。

特別な対話を、ブログに綴りました。Megumi Karasawa の毎日更新するBlog。
個展「gaze」10月6日(月)13:00~スタート。

個展「gaze」に向けて、こつこつと進めています。

これまでブログでは、墨の濃淡で表現するモノクロームな世界について、多くお話ししてきました。しかし、私の作品には、もう一つの「顔」があります。

今日は、個展で展示する色彩のある作品について、お話ししたいと思います。



静けさの中の情熱の話


墨で描くドローイングは、内省的で静かな世界を生み出します。

まるでモノクロームの水の対話のような、見る人の心まで沁み入るような滲みが拡がります。


一方で、色彩の作品は、感情や衝動、そしてエネルギーを表現するために必要だったもう一つの言葉です。

鮮やかな色がカンヴァスの上でぶつかり合い、混ざり合うことで、言葉だけでは伝えきれない振れ幅を表現します。

個展の会場では、この二つの異なる世界を展示します。

静けさと情熱というのはどちらか一方にあるのではなく、どちらも同じ配分で含まれているということです。


モノクロとカラー。


それぞれの作品が色に左右されずに、その印象や内実が根っこでつながっている様子をご覧頂けると幸いです。



色そのものではなく。


色と向き合うとき、私は色そのものが与える印象ではなく、何を言いたいのか。ということをより考えることになりました。

どんな色を使い、どんな組み合わせで、どんなマチエールを生み出すか。

その一つひとつの選択が、外に向けてどんなことを発するか。という大元を掴む工程です。


画面全体が情動とリズムを帯びて、無軌道に滴り飛び散る飛沫から、それを意図的にコントロールして美しさに変える作為は、何度も経験して身につけるしかありません。



二つの世界が織りなす「gaze」


モノクロとカラー、二つの世界が織りなす「gaze」。

ぜひ、M-Galleryで、あなたのまなざしが作品と響き合う時間を体験して頂けると嬉しいです。

最後にFBやInstagramで、個展に向けて温かいメッセージを頂いております。

残り少ない期間を乗り切る励ましや支えになっています。ブログを読んで下さいましてありがとうございます。



特別な対話を、ブログに綴りました。Megumi Karasawa の毎日更新するBlog。
去年に続き一年振り二回目の会場、M-gallery

 

gaze

あなたのまなざしが作品を完成させる。

 静けさと動きが織りなす世界で、 あなたの内なるまなざしと 作品が交わる、特別な体験を ぜひ会場で感じてください。


個展のご案内

個展「gaze」

開催期間:2025年10月6日(月)〜10月12日(日)

場所:M-gallery

住所:332-0016 埼玉県川口市幸町3-1-15-G

時間:11:00〜16:00(初日13:00-/土日 18:00まで)





コメント


bottom of page