勝負に、しない
- Megumi Karasawa
- 4月26日
- 読了時間: 3分
更新日:4月28日
問題を解きほぐす
煮え切らない気持ちを抱えながら終了した会議が数日間引っ掛かり、体調不調とも重なって
自分の中で燻っていた
その気持ちに解決策を見出し、抜け出した過程を記しておきたい
もし参考になる箇所があれば幸いである
体調不調(頭痛)による数日間の底辺生活を経て自分に嫌でも向き合い、
痛みを反芻し、忘却したかったけれどできなかった出来事を思い出していた
体の回復と比例するように問題も解れモヤモヤが晴れていく
納得できる着地点を見つけ、問題を手放せたのだった
もう問題を問題とはおもっていない
自分で導いたこたえはシンプルなことだった
本来のルートに戻りわたしが注力すべきことは
いい絵を描くこと
仕事上の悩みや問題から気持ちを引き離すことができないとき
いやでも考えてしまうとき
引きずってしまうとき
問題の引き金になった事柄から降りてみる
問題に他者が関係することであれば、相手と同じ土俵に立ち同じ相撲を取ってしまわないように食い止める
そのためには問題から降りて相手に委ねることも一案なのだ
妥協してその場を離れ別のところで自分を発揮する
どこまでならOKでどこから手放すか
境界線を引き、その場を降りればすっと力が抜ける、楽になる
譲る
スポーツが得意な人がいれば苦手な人もいる
スポーツが苦手でもヴァイオリンが得意な人がいる
ヴァイオリンが得意な人とスポーツが得意な人が同じ土俵で競うことは、ない
人にはそれぞれのフィールドでそれぞれ活躍の場が設けられている
人には得手・不得手もある
その人の持っている特質や得意なものがある
どうしても譲れない虚栄心や見栄がある
得意な人に場を譲る・花を持たせる・持たされる、ということが人間関係では頻繁に訪れる
頻繁に入れ替わる
例えるなら、バドミントンのダブルスで前衛と後衛がシャトルの緩急によって小気味よく入れ替わるように、多数の人間が得意なことで得意な場面で瞬時に入れ替わる
シンプルに苦手なこと、これ以上深入りしない方がよいことは同じ土俵で勝負せず、めくるめく入れ替わる土俵を見定めて、自分の番を待つ
自分の番がきたら能力を発揮する
不得手な場所で戦うことはない
勝ち目のない勝負などせずに、場を降りてその人に任せる、譲る
相手とやり合わない
自分をよりよく発揮できる場で大いにパフォーマンスする
向きを変える
わたしはわたしが得意な場でわたしを発揮する
いい絵を描くことに注力する
シンプルなことではないか
こうして問題を手放して
煮え切らない気持ちに仮の終点を打った
エネルギーを消耗する勝負はしない
そもそも勝負に、しない
自分を発揮する場を見定める
今週もおつかれさまでした
明日も安全な日になりますように
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