なみ
- Megumi Karasawa
- 2月17日
- 読了時間: 4分
キャンバスに描きながらアートについて理論的で体系的な学びを同時進行で進めている
これは今年2月になってようやくできたことだった
昨年10月以来、自分のしていることが途切れ途切れだったのだ
読書も作品鑑賞もキャンバスの仕事も点と点が途切れて噛み合わずにいた
少なくともドローイングだけは進めていた
ドローイングを進めながらじっくり取り組める仕事に結びつかず読書ばかりしていた
学びとしての読書とキャンバスとドローイングの3つがトライアングルを形づくりうまく回るようにしたい
双方向、逆方向にどの頂点もどれかと結びつくサイクルを形成したい
そんな理想がありながらも詰まりスムーズにいかない
それが流れ始めたキッカケはキャンバスに向かい再開することだった
頭で考えるより手を動かして画面とやりとりするのがやはり最善だったのだ
後回しにして、先延ばししてしまう
自分のよくないとおもう癖、易きに流されやすいという癖の対処法について現時点で言えることは
癖の矯正はスモールステップでやってみる、ということ
1度や2度のうまくいかないことは長い目でみよう
ゆっくりとできるだけ毎日継続すると臨界点がありどこかの時点で継続が苦ではなくなり日課となり日課が義務でなくなり、自然にするようになるのだ
中断から再開まで数か月かかってしまう自分の態度を知ればこそ中断より怖いことはない
怖いことは失敗することではなく手を止める選択をしてしまうときだ
ただやみくもに描いていてもいいことはないけれど、手を止めてはならない
というジレンマを以前書いたことがある
毎日描くドローイングに質の向上は見られない
それもそうだろう、質の向上を目的として描いていないからだ
目標を設定しなければ質は向上しない
質の高い作品を求める気持ちがなければ作品はガラクタ以下だ
露出する機会が少ないということもその一因だ
ただ描くだけでよいかというとそんなわけない、自分の欲求は何だ
Karasawa Megumi「質の向上と3つのタイプ」2024.2.11
描きたいという欲求と描かずにいられないという衝動のアグレッシブな気持ちと興味がなくなる気持ちは2つで1つの波のように寄せては返す
気分と感情のムラに悩んでいたときのように自分にちょっと負荷をかけ慣れるまで導く
自分の絵や線一本に欲求と衝動が持てないときはひたすら学ぼう
学びは外部からやってきて書物や画集というアナログな媒体を選びたい
本はひとつのツールしかない限定的なものだから集中できる
この言葉は千葉雅也氏がどこかで書いていたことだ
例えばネットから情報を得ようとするとあちこちに意識が分散して気が散る
その点、本はひとつのツールしかないから読むだけに特化している
ひとつのことしかできない仕様のものを選ぶようにしたい
画家の伝記や芸術家の言葉や自伝を読むのもよさようだ
マティスの伝記を読むと作品のイメージとは違って禁欲的で頑固で規律があり自他ともに非常に厳しい人だったそうだ
不評やバッシングに対して不屈の人という印象を持つが不眠や鬱の症状がり持病に悩まされていたのだ
眠れないときはマティス夫人に物語を読んでもらいながら寝ていた時期があったという
絵を観る人は絵を描く人のことを鑑みない
実際はどのような人物でどのような精神の持ち主かプライベートの姿は想像もしないだろう
芸術家に対するイメージと作品は一致しない
芸術家を神話や伝説の人にするのではなくリアルな姿を知ればこそ、自分の抱える悩みの本当の大きさを知ろうとする
芸術家としても人間としてもどう生きたのか人そのものに興味を持っている
脱線したが制作が手につかないときはどんなことをしたらよいか、わたしの場合
✔なるべく外部と接触すること
単一の機能しかない読書を選んで著者の声を聴いて自分の考えを相対化すること
自分の身体を移動させること、簡単なのはできるだけ毎日外を歩いて心身を軽くする
この方法はいいのではないかという期待を込める
今日もおつかれさまでした、明日も素晴らしい日になりますように
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