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執筆者の写真Megumi Karasawa

夏の展覧会、4日目と5日目のレポート

8月30日、展覧会4日目


ついに台風がやってきました

3日目の夕方から激しく降りはじめ今朝もずっと降っています

今日はどのくらいの方が観に来てくださるかわかりません

いつもより落ち着いた会場

本日印象的だったのは海外特に「ポルトガル」にご縁のある方が重なったこと

会場入り口に展示している「ポルトガル・リスボン」シリーズを観て「ポルトガル」に興味を持っている方や訪れたことのある方が声をかけて下さりました

4月にポルトガルに行ったばかりなのでこちらも興味津々、会話が弾みました!

日本から約16時間以上~かかるポルトガル、地球の裏側・時差8時間の国…

地元でこんなにポルトガルに興味を持っている方々がいらっしゃるとは意外でした


入り口にある額装した小品も好評をいただいています

白と青を使いリスボンの観光名所や街並みを描いています、特に色合いに惹かれるようです

青色は魅力があるようです


一日を通して曇り空…雨は止んだけれど、いつ降るかわからない天候に翻弄された4日目

展覧会は残すところ2日です


「第8回 菜々燦会展」8月27日~9月1日@春日部中央公民館2FギャラリーMegumi Karasawa artworks 出品

8月31日 展覧会5日目


会期中、いちばん来客が見込まれる週末なのですが…

台風10号は依然としてノロノロ、停滞しています

雨は降っていないけれど曇り空、いつ崩れるかわからない状況

(今日もお客さん少ないかもな…)

来客者はメンバーの知人・友人、公民館で絵画を学ぶ方々でした

本日は午前中からメンバーによる似顔絵を実施しました

一日を通して絵の注文が切れませんでした

画家の制作過程を見れる貴重な機会に、わたしも動画を撮りながらその手元を観察し、絵が完成される様子を学びました


わたしの作品について観客の方からいくつかの質問を受けました


■「黒い色の部分が多いのと少ないのとではなにが違うのか」

■「これは何を描いているのですか」

■「手の作品はどうして描いたのですか」

■「何で描いているのですか」

■「表面の凸凹はなんですか」

■「これはどうやって作ってるのですか」


質問がうまれるということは作品が「問い」を発しているということです

「問い」を発することを重要視している作家にとってこれらは大切な質問です

作品が閉ざされたものではなく開かれていることを示すからです

作品が観客に向かって存在を主張している姿でもあります

この点をもっと注目して、より大きな「問い」を発する作品を目指したいという目的が明確になったのでした


5日間会場にいて自分が何をしたいか、何を実現したいかに対してもっと貪欲になってもいいのだと反省しました、それは次へと自分を鼓舞する要素です

反省は大きな会場とスペースを使わなければ見えてこなかったことです

観客の価値が一変してしまう作品

作品そのものが生きて圧倒的な生命力を持ち迫る存在

これらを示す絵画をつくるしかないのです


作品を客観的に見、観客の方々の視線をバシバシ受けて視線によって逞しくなるのが作品です

あと1日、訪れた方々が観に来てよかったと感じる展覧会であれば幸いです

どうぞ皆さまのお越しをお待ちしています

(台風よどうか穏やかに…)



Megumi Karasawa artworks 「風景の構造#2」※第8回 菜々燦会展出品作品
Megumi Karasawa artworks 「風景の構造#2」※第8回 菜々燦会展出品作品

「夏の展覧会、3日目と4日目のレポート」を読んでくれてありがとうございます


この展覧会に出品している作品は全部で21点ですが、そのうち19点は今回の展覧会に向けて制作した新作です。リスボン帰国後に材料を揃え構想を練りつくりました。それまでどのような構成にするかを決めかねてたのですが、「風景、都市」というテーマで一連を構成しようと決めたのは展覧会の約一か月とちょっと前でした。それまで描き散らしてきたドローイングを一度まとめるためにも大きなパネルに展開しここ2~3年の総ざらいになるだろうという予感がしていました。

会場に展示して初めて作品の全貌を見たとき、これらが人の眼にどのように映るか予想がつきませんでした。特に期待することもありませんでした。どのような反応でも、それを引き起こせるくらいインパクトのある作品であるかどうかも想像できませんでした。

参加した意義は大きいですし、その意義を見いだせたことが嬉しいのです

早いもので明日が最終日。

展覧会にお誘いいただいてから約9カ月…この6日間のために初めてのメンバーであるわたしの作品に理解を示してくれたメンバーに感謝をしています

開催前から開催後もメンバーの方々と連絡を取り合いここまで来ました。いよいよ明日で終わるとなるとなんとも惜しい気持ちになりますね。

次は10月11日から3年振りの個展がスタートします。

個展では小作品を中心とした新作を展示・販売します。

今回露出の機会がなかったドローイングも多く会場に持っていきます。

夏から続いた良い流れに身を任せ、ここからまた駆け抜けますのでどうぞ目を離さずに見ていてください。

明日「菜々燦会展」にご来場を予定の皆さまにお会いできることを楽しみにしています。


会期中、以下の日程で会場で受付をしています

♦8月27日(火)~16:00まで

♦8月28日(水)10:00~13:30

♦8月29日(木)10:00~13:30

♦8月30日(金)10:00~13:30

♦8月31日(土)10:00~17:00 終日

♦9月1 日 (日)10:00~17:00 終日


【第8回菜々燦会】

■会期:8月27日(火)~9月1日(日)

■開催時間: AM10:00~PM5:00(初日PM13:00~、最終日PM4:00)

■場所 :春日部市中央公民館 2階ギャラリー

>住所: 344-0061 春日部市春日部6918-1

>電話 :048-752-3080

>交通 :東武野田線(アーバンパークライン) 八木崎駅 徒歩2分



【The Eighth NANASAN-kai】

■Dates : August 27 (Tuesday) - September 1 (Sunday)

■Hours: 10:00 AM - 5:00 PM (from 13:00 PM on the first day, 4:00 PM on the last day)

■Place: Kasukabe City Central Public Hall 2F Gallery

>Address: 6918-1 Kasukabe, Kasukabe City, 344-0061, Japan

>Telephone: 048-752-3080

>Transportation: Tobu Noda Line (Urban Park Line) Yagisaki Station, 2 min. walk



個展開催のお知らせ

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■10月11日~10月20日

MegumiKaraswa個展

M-gallery 川口

住所:〒332-0016 埼玉県川口市幸町3丁目1−15-G

電話:048-254-8021


こちらも併せてご来場をお待ちしています☺

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