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執筆者の写真Megumi Karasawa

見えないものを可視化する

更新日:6月18日

見えないものを可視化するコラージュ


コラージュはフランス語coller(=糊で貼り付ける)という由来があり一見異なる素材を貼り付け、加筆しながら構成したものをコラージュといいます

様々な素材を使用しそれまでの意味と内容からはみ出し新たなイメージを呼び覚まします

(👉前回の記事「絵をつくり額装してきました」を参照ください☺)


ここで質問です

貼り付けるという由来をもつコラージュ、「何を」貼り付けるのでしょうか?

このブログを読んで下さっている皆さんだったらそこに「何を」貼り付けますか??


1912年、ピカソ(Pablo Ruiz Picasso, 1881年10月25日 - 1973年4月8日)とブラック(Georges Braque, 1882年5月13日 - 1963年8月31日)は、壁紙や新聞紙、リボンや木を模した紙をキャンバスや紙に貼り付ける実験を始めました

素材は廃材に分類される物質が選ばれました(これはとても興味深い…)

これらの物質は用途から切り離されそれまでの役目から解放され、意味から分断し異化しされ新たなイメージを創出しました


現在コラージュという語が意味するところは多様であらゆるジャンルに汎用され目まぐるしい

スマホで簡単にカットアンドペーストしデザインを楽しむのが当たり前になった時代、直観に従って編集できる映像や切り貼りされたような音楽やファッションはコラージュする作業なしにクリエイティビティを発揮できない必要不可欠な技術のひとつになっている

生活の一部となりその影響は広く浸透しています


由来になった「糊で貼り付ける」手作業は省かれました

この省かれた作業が意味するものはなんでしょうか?

素材が物質からイメージへと変化したことが大きな要因ではないかと考えます

記憶や感情、感覚や思想など目に見えない内面的なものが素材となるとき、物質としての紙ないし基底材に定着するには、非具象要素を通してイメージを具象化し、同じ場面に異なる時間を共有させ、記憶を切断し、断片化した無数の内面的世界が混沌としながら統合されずに個別に存在したまま…

イメージはイメージを増殖させ反復し次のイメージに変化するために動きをやめない

動き続けるそれらをコラージュでつなぐように.


レコードをスクラッチ…

流れに沿って自在にリズムとテンポを操り、音と声を有機的に変化させるボイスパーカッション…

コラージュはこれらの音楽に乗り時代を泳ぐ


時空間を越えすべての命あるものが同時に存在し異なる動きをしながら一瞬に留まろうとする力に抗い、動き続けるように絵画もまたそこにある

見えないものを可視化するコラージュはイメージそのものの存在を非具象要素を伴いながら、具象的に描きだし、目まぐるしいイメージの現れを記録する有機的な動きそのものにフォーカスする



現在、コラージュの意味するところは多様なジャンルに汎用され目まぐるしい
現在、コラージュの意味するところはあらゆるジャンルに汎用され目まぐるしい

20年後


1日に何十回も更新される時事ニュースやトピック

誰某の栄光や成功、誰某の失墜や失敗の記事

SNSに集中を削がれ作業を中断し心を奪われてしまう

明日ではすでに遅く、今日からでは間に合わない…焦燥感は敗北感と似ていなくもない

イマココにジャッジを下しながら、その日その日を忙しなくこなす毎日

時には遠くを眺め、20年後を想像してみるのはどうだろう


・この仕事はどうなっているだろうか

・この仕事はどこにつながるのだろうか

・この仕事はどんな発展をするだろうか


明日は2番目に早く、今日が最短

発想を切り替えて、20年後に想いを馳せてみよう、大胆に!

体感のズレ、感覚の遅れ、生まれ持った速さや時間軸を信じよう

刹那的に貪る毎日に風穴を開けた20年後という言葉の底力…心は大きく羽ばたくだろう



「無」になれるほど集中する作業は嫌なコト忘れられる
「無」になれるほど集中する作業は嫌なコト忘れられる

得手=不得手


よく第一印象でしっかりしてそう、器用そうと言われるのですが…しっかりものではあるけれどうっかりもので器用だけど不器用💦見えている部分と見えない部分は表裏一体、得手=不得手、それが人間の面白いところ

自分を不器用だな~と実感するのはお裁縫、針仕事が大の苦手

いっとき刺し子がプチブームになりましたね、集中した作業のもたらす心の平穏、ヒーリング効果があるとのことでしたが…お裁縫や編み物などの作業は不得手


趣味と言えるものがあるかな?

これに似た感覚、何かあるかな?

…と思い当たったのは運動不足解消にと始めたバドミントン!

2回目にして早くもいいヒーリング効果を出てます

もともとバレーボールをしていたのでコートを張って、ボールを使った団体スポーツと相性がよかったんですね!

コートに立てば「ハジメマシテ」の方とでも、励まし合える、応援し合える、協力し合えるのが最大の魅力、考えるより身体が先に動き出して、運動神経がまだ生きてることに感激(笑)あ~「無」になるわ…

歳を重ねて夢をみることよりどれだけ「無」になれるかということのほうが比重は高く大切になってる

「無中」(むちゅう)と名付けよう

このブログを読んで下さるみなさんの「無中」は何でしょうか☺?



Megumi Karasawa art works [Plazas and rotaries]
【Plazas and rotaries】

「見えないものを可視化する」を読んでくれてありがとうございます


頭で考えることを一旦停止して、運動する、よく食べる、人と話す(それも初めて会う人と)違うことを取り入れてみる、小さな変化を楽しみながら日常生活を活発していきたいこの頃…活発な行動が次のワクワクを運んでくると信じて…

夏に向けて熱い日が増えてきました、この夏素晴らしいメンバーに恵まれたグループ展に出展します

小さなドローイングをFacebookで公開しています、どうぞご覧ください

初めて海外を旅しました😮

【第8回菜々燦会】

■会期:8月27日(火)~9月1日(日)

■開催時間: AM10:00~PM5:00(初日PM13:00~、最終日PM4:00)

■場所 :春日部市中央公民館 2階ギャラリー

>住所: 344-0061 春日部市春日部6918-1

>電話 :048-752-3080

>交通 :東武野田線(アーバンパークライン) 八木崎駅 徒歩2分



【The Eighth NANASAN-kai】

■Dates : August 27 (Tuesday) - September 1 (Sunday)

■Hours: 10:00 AM - 5:00 PM (from 13:00 PM on the first day, 4:00 PM on the last day)

■Place: Kasukabe City Central Public Hall 2F Gallery

>Address: 6918-1 Kasukabe, Kasukabe City, 344-0061, Japan

>Telephone: 048-752-3080

>Transportation: Tobu Noda Line (Urban Park Line) Yagisaki Station, 2 min. walk



こちらは埼玉県春日部市にある中央公民館で行われている定期的な展覧会です

天井が高く、壁面と床面の広い贅沢な空間をめいいっぱい使い平面作家6名が会場を作り上げます

この場所で作品を展示するのは13年振りです、どんなことができるか楽しみです


旅で持ち帰った様々な要素を反映させ大きな空間に展開するのは新しい挑戦です

ぜひぜひ会場でご覧ください

お待ちしています


個展の開催が決定しました

👇👇👇

■10月11日~10月20日

MegumiKaraswa個展

M-Gallery

埼玉/川口


こちらも併せてご来場をお待ちしています☺

展覧会の詳細レポートをブログにアップしていきます

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MegumiKarasawa Web site 👉近日オンラインショップに作品を掲載します



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