保留
- Megumi Karasawa
- 5月10日
- 読了時間: 2分
OFF
ずっと気分が晴れずにいた
思い当たる特定の原因があるわけでない
頭痛に悩まされているわけでもない
身体の不調は特にない
だけど気分が塞ぐ
気分というものに自分が絡め取られてしまう
この状態は長く続くことはない、生理現象みたいなもの
症状のパターンは同じ
①現実世界に眼を開けていられない
②外界と接触する機会をなるべく減らしたい
③眠りの世界の住人になる
・なにも見たくない→外界で起きる現象を受け止めきれない
・人から見られたくない→ネガティブな思考で元気ない姿を見せたくない
何も見ないように聞こえないように、能動的にスイッチを切る
目を閉じてオフにする
現実と自分の接点を絶ち、潰されそうになる重圧から逃げる
逃げる。というよりは重圧を保留にする
手を放す
心に素直になれば、思い当たる特定の原因がないわけでなはい
むしろ積もり積もっている
小さなこと
些細なこと
なんてことないことが記憶の網に引っかかり目詰まりを起こしている
健全に消化しきれないものたちが溜まっていく
誰かが悪意を持って言ったことではない
誰かがマウントを取ろうとしたわけではない
充分に理解しているつもりでもメンタル免疫が下がっているときは
どうしても引きずってしまう
某日、無性に自分の着ている洋服がイヤになり、処分した
色が褪せて、汚れやシミが残り、くたびれていた服
身に付けるものが今の自分の気分を、心理状態を表わしているようでイヤだった
捨てる
捨てた
どうしていままで着てられたんだろう
自分を貶めているような気がした
手放したのは洋服
手放したのは気分
簡単にはいかないけれど、次を迎えるためにスペースを広げたと思おう
今週もおつかれさまでした
明日も安全な一日になりますように
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