なんでもない春の日
- Megumi Karasawa
- 4月9日
- 読了時間: 2分
新生活はじまる
某日、新しい生活リズムが始まった
先月まで続けたウォーキングもコースも変更し時間帯も変わる(予定)
予定では三十分早く歩き始めるつもりだったが先月と同じ時間に家を出た
なんだか久しぶりに集中して歩くな、とおもいながら黙々と歩を進める
そうそう、これこれ朝一番の風は眠気を覚まし昨晩までの貯め込んだ気持ちをリセットするのだ
通勤や通学・通園する母親とすれ違いながら、街の活気が全身に染みわたる
外を歩くだけで刺激や情報量が多く脳が目覚めるのだった
約五十分歩いた後、バドミントンのラケットを持って素振りをした
仕事とは別に設けたプライベートの目標がある
バドミントンが上手になること
勝負にこだわらず皆で楽しみながら、自分がもう少し動けるようになれたらいいなとおもっていた
素人のわたしは経験者や上手な人と対戦したとき、いい試合がしたい
コールド負けより惜しい試合がしたくなったのだ
ラケットの素振りは大きく肩を振るのでラジオ体操をしているみたいな全身運動になる
日頃家にこもり絵を描くばかりで姿勢が悪い
運動して身体の緊張をほぐし適度に汗をかいて発散する
十分でも生活に運動を取り入れるとどんなことが起きるだろうか
メンタルフィットネスに通じるいい効果が期待できると踏んでいる
ウォーキングと素振りを生活に取り入れて毎朝起きるのが楽しみになるようにしたい
新一年生
外から聞こえる通学や下校時の子どもたちの元気な声
気持ちのいい天気の下で洗濯物を干し、そよ風にはためき清潔にするように一日がきれいに洗われたような爽やかな気分になる
新しい年度が始まった
新一年生の姿を見ると感動で胸が熱くなる
人生で一度きりの新一年生
何もかもが新しく緊張して不安でたまらない気持ちを抑えながら学校に向かう姿を見ると、毎年毎年震えるような感動がある
桜の花が咲き誇り春の陽気と花粉に悩まされながら、何でもない日を過ごした
今日もおつかれさまでした
明日も素晴らしい日になりますように
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