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【Diálogos Ibéricos】「イベリコ対話」展に参加します/展覧会の表と裏を知りたい!



【Diálogos Ibéricos】

■アルカンターラ図書館

■23日18:00~20:00 24日~27日10:00~18:00

リスボン/ポルトガル


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4日後に迫ったポルトガルにあるアルカンタラ図書館で開催される

【Diálogos Ibéricos】(=イベリコ対話)

本展は主にポルトガルとスペインのアーティストで構成される絵画展です

隣国であるポルトガルとスペインの友好関係が

文化・芸術を通じてさらに深く結束するようにと企画されました

期間中はスペイン内戦についてのビデオ上映など

いくつかの企画が用意されています

この度日本から参加する機会を得て

海外の方々と一緒に作品を展示します


お話しを頂いたのは去年秋ごろだったでしょうか...

海外の方々と接点を持ちたいと主にSNSを中心に作品の露出を図ってきたので

チャンスが巡ってきたのだと思いました

それから新しく作品を制作し

税関検査や天候等によるアクシデントに備えて

3カ月以上前に発送を完了するようスケジュールを立てました

今年初めにポルトガルへ向けて発送する時はとても寒い季節でした

(👉「アートを海外へ発送する」という記事を書いています)


ようやく春の暖かな陽気になり人々や街が新鮮な空気を纏い活発になる季節に

素晴らしいアーティストの方々に囲まれた展覧会が開催します





半年以上前からこの展覧会に関わってきたので

現地の方々に作品がどう受け入れられるかを知りたくなってきました

(生の声や反応を知ることはとても重要)

参加するアーティストの作品を実際に見て対話してみたいという想いが強くなり

海外の展覧会のつくりかたも気になり始めました

なぜなら今回の展覧会はリスボン市内にある図書館内に併設されているギャラリーが会場

各世代のあらゆる層のお客さんに向けた展示内容・空間を意識しているはずだからです

またこの会場で開催するからには「文学」と「絵画展」を融合させることは必須で

この二つをどのようなアプローチを取りながら会場構成を行おうとしているのか

に対して興味があったし学びたいと思いました


企画されているイベントの数々はそのテーマと共に

観客にどのように受け入れられるのか

どんなことを訴え、何を持ち帰って欲しいのだろうか…など

図書館での開催という特殊な展覧会の裏と表を知りたいという目的も出てきました

(ってこれはマーケティング?的な視点かも💦)





なぜなら3年前に初めてグループ展を企画したことがあるからなのでしょう…

自分で企画してみて感じたことは、ものすごい量の色んな感情と思考、忍耐

をその短期間でこれ以上ないというくらい味わいました

(また先ほどもちらっと書いたけれどマーケティングも大事で…)


それを踏まえて展覧会に参加するときは

企画する側、参加する側どちらの視点も持ちながら検討するようにしています

(展覧会に参加を決めるポイントにはそれぞれマイ・ルールがあると思います)


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今回わたしが出品する作品は風景をモチーフにしたコラージュ作品

「Panorama view」

こちらの作品については「どのように見るか」というテキストを書きました

わたしのWeb siteに掲載されていますのでこちらをご覧ください

.

「全景」という意味をもつ水平方向に長い本作の始まりは2023年秋以降に始まりました

これまであった水平垂直のバランス感覚から逸脱するために

作品をひっくり返したり、ずらしたり、つなぎ合わせたりしながら

イメージを解体しました

コラージュという手法で既にある作品を切り貼りし

断片をつなぎ合わせて再度構成する風景画です


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