今回ご縁があり初めて海外のグループ展に参加することになりました
貴重な機会を頂いたのをきっかけに
海外に作品を発送する手順から現地に到着するまでの過程
をわたし自身の備忘録としてこちらに書き留めておきたいと思います
また上記の個人的な目的とは別に
■海外で作品を発表したい
■顧客を海外に求めている
■越境ECに取り組んでいる
方々に向けて情報を共有し、自身の経験と共にその都度内容を更新していきます
このブログを読む皆さまの
それぞれの目標や目的に直結する有益な記事なるよう
希望と目的をもって書き始めたいと思います
とはいえ最初にお断りしておきたいことがあります
わたしは海外に荷物を送るのに日本郵便のEMSしか使ったことがありません
理由は荷物の大きさ+運賃と賠償保障制度を付けたかったからです
未だクーリエを使ったことがなく
EMSとの比較にお応えすることができません
ご了承ください
4.海外発送の10のポイント。
無事に1.梱包を終え
2.インボイス(送り状)を作成し発送しました
3.履歴情報を随時確認しながら
荷物の到着を待ちます
♥♥♥♥
今回の荷物は日本を出国して4日間でポルトガルに到着しました
(ちなみに参加する展覧会は4月後半なので充分に間に合いました。ほっ…☺)
しかし目的地到着までに一か月以上かかり
その主な理由は何だったのか郵便局局員さんに聞いてみました
👇
1.2024年3月1日から全ての国と地域で手書きラベルでの発送できなくなりました
通関データが必要になったこと
2.特にEU加盟国の荷物チェックはその大きさに関わらず厳しくなっている
(なので物品に対してHSコードを推奨しているとのこと)
とのことでした
2番のEU加盟国は税関検査が厳しい
との理由が一番の原因かなと推測しています
海外発送で気を付けたい10のポイント
作品の形態に合わせた梱包を想定してから制作する
予め箱のサイズに合わせて作品サイズを決めておく
額装なしで展示できる形態で制作する
内容品(作品)の価格を決めておく →賠償保障金額を考慮する
運賃に備えてできるだけ重量を抑えたコンパクトな梱包を工夫する
インボイスで申請する内容物の総額は正確に
インボイスの内容物は素材まで英語で記入する
必ず国際書留を付ける
思わぬトラブルに備えて〆切期日よりもできれば3カ月前には発送する (特にEU加盟国)
郵送会社の特徴を精査し専門家に相談するなども含めてご自身で検討し 目的と予算に合わせて選択する
まとめ。
以上が海外発送時に気を付けたいポイントでした
予め大まかに梱包サイズを決めておいた方が運賃などの概算がしやすいこと
しかし参加する展覧会で決められた規約(作品サイズ、素材、作品販売の有無、〆切など)にも左右されると思いますので、柔軟に対応しながらなるべくコンパクトな梱包になるようにしたいところです
また額装した作品はより慎重な対応を求めれます
(できれば額装なしで展示できるような作品が良いかもしれません)
時間に余裕を持って資源の工夫をしながら、丁寧さと安全を第一に
「これで何があっても大丈夫」と思えるくらいの梱包と準備ができれば良いですね
発送を中心にした作品制作をするということになります
♥♥♥♥
アート作品を海外へ発送する方法について全4回にわたりお伝えしてきました
経験が浅く未熟な部分もありますが自分の一歩がどなたかにとっての初めての経験かもしれないこと、そのときの不安を少しでも払拭できるような内容であったならば幸いです
♥♥♥♥
海外の展覧会に参加することは貴重な経験になります
作品の露出を可能な限り押し広めてくれる素晴らしい機会です
海外の方々との意思の疎通や、認識の違いが露呈することもありますが
最初から何もかも上手くできることって…ないですよ…ね
一回一回の失敗に消沈せず大きな視点で見れば糧になるようにしていければと考えています
あなたの作品が最高の状態で展覧会場に展示されることを願っています
機会に恵まれ多くの観客の眼に触れ作品がさらに強靭さを増しますように。
♥♥♥♥♥
最後に
私が実際にどんな梱包を行って海外発送をしたかわかる投稿があります
こちらのアーティストがその様子をFBで記事にしてくださいました
♥是非ご覧ください♥
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