21世紀
もう何年も観ていなかった音楽番組
あるキッカケで観てみたら…完全に面食らったのでした
視覚を通してはっきり認識する、わたしが聴いてきたものとは明らかに異なるメッセージやアプローチ!
この音楽を聴いて育つ次世代は一体どんな音楽を作り、どんなメッセージを乗せて歌うのだろうか
そんなことを思うのは、10代20代リアルタイムで聞いてきた音楽は次の世代に引き継がれて、その音楽を聞くと時代の空気や価値をよく反映するからだった
流行音楽ほど世相を顕す鏡はないのではないだろうか
人生の折り返しを意識する年齢になり、生まれた時代や育った環境、影響を受けた文化や芸術、義務教育や政治といった外的要因がわたしにもたらしたものは何だったのだろう…ふと頭をよぎる…
目を凝らせば、ミレニアム世代の特徴にがっつり当てはまる部分もありながら苦笑、意思とは関係なく時代を顕すものを身にまとっているのだった
外的要因と内的要因がミックスされたものが作品に露出しているかと思うと…少なくとも最も勉強していたその時のアートシーンの影響も入っているだろうし、そのことは否めない、高校から大学時代の1997年から2000年~、ミレニアムを体現して…その頃どんなことが起きたかを振り返ると気が遠くなる
直近のできごとに埋もれて思い出せない
作品に顕れる何かしらの影響は記憶の地下にあり遠い距離を辿り見に行かねばならない、意識することもない
音楽番組をキッカケに知らず知らず時代の空気や価値をまといながら今を生きている「ヒト」について考えたのでした
「人間は後ろ向きに未来へ入っていく」
そう言ったのはポール・ヴァレリー※
※湖に浮かべたボートをこぐように 人は後ろ向きに未来へ入っていく 目に映るのは過去の風景ばかり 明日の景色は誰も知らない。
ーポール・ヴァレリー(Ambroise Paul Toussaint Jules Valéry, 1871年10月30日 - 1945年7月20日)
開閉式人間関係
2019年12月初旬から中国で感染者が確認され2020年1月から本格的に蔓延したCOVID19の影響下からやっとやっと日常を取り戻した2024年
幕を開け、閉じていた扉が開いたように周囲の人間関係が拡がっている
外へ外へ誘われているかのように活発になっています
この人間関係(交友関係ともいう)…これまでの関係と異なるのです
それは自分以外の家族の縁で拡がったということ
仕事やそれに関わる関係ではない方々との関係が自然に増えていっています
だからかな、仕事に絡んだ変な嫉妬心、羨望、競争心、比較を感じることなくいられるんですよね
って、こういった感情を書くのは初めてかもしれません💦…仕事に必死すぎて周りを見る目…特に人に対する配慮や寛大さは無くなっていました、かなり意識して鎧を付け「ちゃんとしなきゃ」と気を張っていたし、「こんな風にはみられたくない」という潔癖なところもあって、人間関係は思うように拡がらなかったのは本当のコトです
この嫉妬心や羨望などは誰しも持ち合わせる自然な感情なのに、自分に「ある」ことを認めたくなかったし、持っていることを見えないようにしていました…でもこの感情は可も不可もなく、良い悪いもないとわかったら肩の荷が下りました
いま拡がりつつある関係は肩の荷を下ろしてもいられるので心地よかったり…しています
人間関係て硬直した金字塔ではなく呼吸のように吸ったり吐いたりしながら動き続け、どんどん入れ替わり人を活性化させるものと捉えていいのだしそう捉えよう
ある時、タイミングによって新しく繋がったり、失われたり、別れたり、再開したり、それでいい
生きていると変化を何度も経験するし、したくなくてもせざるを得なかったり、促されたり、変化できなかったり、さまざま…その大小さまざまな内的変化が、それまでの人間関係を閉じたり開いたり…それは開閉する扉のように、人が通り過ぎるための、人を招き入れるためのもの
そう考えたら呼吸の収縮運動の妙、そのただなかで人間関係をたのしみ日々を泳いでいます🏊
こんな年になるとは思わなかった笑
改めて「菜々燦会」とは??
8月27日から9月1日にかけて開催される「第8回菜々燦会」
この展覧会名は「ななさんかい」と読みます
主要メンバーである3名が73歳のときに発足した会ということで「ななさんかい」というのだと聞きました
今回ご一緒する方々は人生についても絵画制作者としても大・大・大先輩の方々ばかり、その中に新しいメンバーとして迎えて頂きました
みなさん大きな作品をガンガン描くタフさと真摯な姿勢に、自分の仕事はどんな展開ができるだろうかとワクワクと緊張が混じっています
また年齢の話になってしましますが💦わたしがこのメンバーの方々の年齢になったとき、このようにずっと絵を描き続けれているかどうか…世代を大きく超えた方々とご一緒するのは興味深く、作品を通して生きてきた時代や環境、影響などが露出されればされるほど面白いです
どんな発見があるか楽しみでなりません
会場は埼玉県春日部市中央公民館2Fギャラリーです
広さと開放感はアートギャラリーにはない特徴でどなたでも気軽に入っていけるのも重要なポイントです
学校の体育館のような広さを持ち天井も高く挑戦しがいのある素晴らしい空間、これはまさに子どもにとってもいい空間笑走りまわりたくなるし遊びたくなる、絶対!
会場を確保するのが難しくなっていて、いつ訪れてもどこかのグループが絵画展を開催しているという人気ぶりなんだそうです
(ちなみに春日部市内には多くの絵画サークル、グループ、団体があり文化活動が活発です)
わたしが13年前に個展をしたとき、またここに帰ってくるとは思ってもいませんでした
縁とタイミングというのはこちらが準備できたときにやって来る…!
この展覧会の個人的目標は大きなサイズに挑戦して作品のスケールを広げること
どんな作品ができるかを楽しみにしていてください
夏休みの最後、会場でお待ちしています
「こんな年になるとは思わなかった」を読んでくれてありがとうございます
7月に入りました、今年後半戦のはじまりです(やっと元気に活動できる季節に突入するぜ)
今年はどんな夏になるでしょうかね…やっぱり激暑は変わらないのかな~
夏の計画はありますか?こちらは体調第一でマイペースでいきたいところです
今年初めて海外に行き、持ち帰った有形・無形の産物はどんな影響を作品に反映させるでしょうか!
この夏素晴らしいメンバーに恵まれた展覧会に参加します
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【第8回菜々燦会】
■会期:8月27日(火)~9月1日(日)
■開催時間: AM10:00~PM5:00(初日PM13:00~、最終日PM4:00)
■場所 :春日部市中央公民館 2階ギャラリー
>住所: 344-0061 春日部市春日部6918-1
>電話 :048-752-3080
>交通 :東武野田線(アーバンパークライン) 八木崎駅 徒歩2分
【The Eighth NANASAN-kai】
■Dates : August 27 (Tuesday) - September 1 (Sunday)
■Hours: 10:00 AM - 5:00 PM (from 13:00 PM on the first day, 4:00 PM on the last day)
■Place: Kasukabe City Central Public Hall 2F Gallery
>Address: 6918-1 Kasukabe, Kasukabe City, 344-0061, Japan
>Telephone: 048-752-3080
>Transportation: Tobu Noda Line (Urban Park Line) Yagisaki Station, 2 min. walk
■Exhibition venue ULR: https://www.city.kasukabe.lg.jp/soshikikarasagasu/chuokominkan/gyomuannai/2/3/1/5622.html
こちらは埼玉県春日部市にある中央公民館で行われている定期的な展覧会です
天井が高く、壁面と床面の広い贅沢な空間をめいいっぱい使い平面作家6名が会場を作り上げます
旅で持ち帰った様々な要素を反映させ大きな空間に展開するのは新しい挑戦です
ぜひぜひ会場でご覧ください
お待ちしています
個展の開催が決定しました
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■10月11日~10月20日
MegumiKaraswa個展
M-Gallery
埼玉/川口
こちらも併せてご来場をお待ちしています☺
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