9月1日、展覧会最終日
春日部中央公民館にはふたつの入り口があります
それぞれに大きな看板を立てていますが、これがあるのとないのでは大違い
来場者にとって安心感のある目印になっています
最終日の今日は朝から晴れ
午前中市長が会場に訪れ、一人一人の作品を観ながら作家に質問や感想を述べ絵にまつわる個人的な想い出から始まり、いくつか行政に関する話しをしてくださいました
（去年に続き菜々燦会には何度か来場されているようです）
それからちらほらメンバーの友人、知人が来場しました、1日を通して静かで落ち着いていました
そうこうしているとあっという間に搬出時間に！
壁面からみるみる作品が取り外され元に戻る様子はしんとしたさみしさが漂い、空っぽになった会場はひと回り大きくなったようでした
場の持つ存在感を改めて見たような気がします
会期中はメンバーの友人知人が久しぶり？の再会を果たし新しいご縁や繋がりがうまれたのでした
期間中はメンバー2人による水彩画似顔絵と切り絵による似顔絵制作がありました
好評を頂き注文が相次ぎました（予想を上回る！）
水彩似顔絵を描いた画家の高橋広さんの作品は来場者の心を掴み、絵の前で会話が弾みうっとりと眺める方がいたり写真に収める方が多かったです、作品をポストカードに置いていたのですがすべてなくなっていました
切り絵似顔絵を制作した北村Q斎さんはアクリル、シルクスクリーン、切り絵、水彩ドローイングと一番多く（異なる）技法を使った作品を出品していました、縦横無尽にジャンルを超える柔軟さとセンスと器用さ、色使いは独特で面白く惹かれます
このお二方の全く異なる画風の似顔絵は面白かったですね
会場で実演するのを間近で見られるのはよい学びになりました
制作風景はなかなか見られるものではないですから…
展覧会の前半は来場者は多く賑わい後半は天候に翻弄され苦戦…
夏の展覧会、最大のリスクは台風や気温上昇など自然現象に左右されるなんて想像できなかったな
最後に
この会を8年以上継続した初期3名の方のメンタリティとエネルギーに敬意を表すると共に、ここまで密度の濃い展覧会になっているのは、あと2人のメンバーの作品とお人柄に依ります
菜々燦会を育て応援しているご友人知人、関係者の皆さまありがとうございました
初めて参加したにも関わらず、寛大さを持って接してくれた菜々燦会のメンバーの方々には感謝しかありません、仲間に入れてくれてありがとございました
そして約3か月に渡り展覧会の告知や周知を試みてきました
それを繰り返しながら自分の気持ちも高めました
不安定な天候にも関わらず、時間をかけて会場を訪れてくださった皆さま、ありがとうございました
作品を観に行くというアクションがとても嬉しく光栄です
今回何かのきっかけでこの展覧会を知り興味を持った方がいらっしゃるだろうことを信じています
会場の雰囲気は画像だけでは伝わりきれないものがあります
しかしSNSを通じて展覧会を観て共有して頂けたこと嬉しいです
「観に来て良かったです」と言う言葉をもらえやっとホッとしました
改めてご来場ありがとうございました😊
「菜々燦会展」の会場の様子や出品作品は各SNSに投稿していますので、どうぞご覧ください
これから
2年前に参加して以来グループ展は久しぶりでした
どのようなスケジュールでどう進行するか、具体的に描けずに始め、自分のルーズな時間感覚に苦しめられた今回の展覧会
スケジュールは自分のウィークや状況を考慮して有機的に組むことを学んだのでした
重すぎる腰を上げ作品を露出しました、観客の方々の寛大なメッセージや温かいリアクションに気付きやパワーをもらいました
展覧会ブランクを感じながらも、最低限の個人的目標を設定しまずはそれを達成しました
小さな成功体験？を積み次の目標を再設定しまたこれからスタートです
10月には3年振りに個展を開催します
個展では露出していない作品や新作を展示します
会場となる場所は壁面が打ちっぱなしのコンクリートです、白壁とはかなり印象が異なります
ここにどんな作品展開しようかイメージしながら、観客の方々に喜んでもらえるような展覧会にしたいです
次回から個展に関する記事が多くなると思いますが、改めてこのBlogをよろしくお願いします
「夏の展覧会、閉会」を読んでくれてありがとうございました
展覧会が終わったと同時に新しい月が始まりました、それと共に季節も少し動いたようです。台風一過で秋がすぐ近くに来ていることを感じます。
この展覧会を観に来た友人や知人と数年振りに再会しました。人との縁は不思議で予想外のことをもたらします。予想外のことと言えば作品を展示することはそれ以外の（人には見えない）様々な作業や関係性や出来事が起こります。どんな仕事、どんなイベント、展覧会でも同じですが準備から開催に至るまで開催してから閉会するまで、予想外のことがたくさん起こります。これらを経て人間として作家として成長するのだと実感します。失敗も反省もあります、至らなさも感じることもあります、その時の最善、その時の配慮を尽くすしかありません…何より自分にとって必要なこと、目標は見失わずにいたいものです。この6日間でいつも以上に目に見えた気付きを次へのステップにいい作品をつくりますので、どうぞこれからもカラサワメグミをよろしくお願いします。
個展開催のお知らせ
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■10月11日～10月20日
MegumiKaraswa個展
M-gallery 川口
住所：〒332-0016 埼玉県川口市幸町３丁目１−15-G
電話：048-254-8021
こちらも併せてご来場をお待ちしています☺
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