失敗した絵画の撮影方法
- Megumi Karasawa
- 3 日前
- 読了時間: 4分
更新日:2 日前
絵画の撮影方法
作品を撮影するのが苦手だ
こう書くと共感する方もいらっしゃればしらける方もいらっしゃるだろうとおもうけれど、作品をうまく撮影するのは絵を描くのとほとんど別世界の仕事だとおもう
スマホのボタンを押せば簡単に間違いない写真が撮れる便利な時代だけど、カタログやDMを作成するときはスマホだと画質がボケてしまう
写真を引き伸ばすときはやはり高画質に写るカメラがいいのだ
そこで思い切ってデジタルカメラを購入した
撮影してみるとスマホより精度が落ちた写真になってしまった
カメラの知識ゼロ、機能を使いこなせていないのが非常に悔しい
メカニックに弱く微妙なコントロールを求めるハイテクな機械を使いこなせない、苦手なのだ
けれど、そう言ってられない
やるしかない、慣れるしかない、練習あるのみ
DMやネットショップのグッズ作成(計画しています)やカタログやZINなど作品の魅力を伝える写真が撮れなくてはならない
カメラを克服しないといけない
デジカメを自分のものにしたい
納得いくものが撮れないのならプロに頼むのも手だろう
しかし毎回依頼できるものでもない
ネットで絵画 撮影で検索するとスキャンする方法もあるという
カメラや備品、設備や細かい技術不要のスキャンという方法は小さな作品ならほとんど可能だということだ
これは今度試してみたい
いい作品を撮るコツをネットで検索してみると
・天気の良い午前中の自然光で撮影する
・レフ版を使って光を反射させる
・油絵具などのテカリを抑える工夫として作品を斜め上から撮る
・作品は床に置かず壁面に立て掛けてカメラと水平になるように撮る
とあった
一般的で代表的なコツだとおもう
失敗したわたしの事例
✔作品とカメラの適切な距離がわからずズームで寄ってしまった
(→ズームにしたら写真がボケてしまった、なのでズームではなく作品に近寄って撮影した)
✔天気の良い自然光で撮ったがサイドからの光のため左右の陰影が均一にならなかった
(→間取りがわるいので撮影場所を変更するか工夫が必要)
✔本来の作品の色と撮影したときの色が違ってしまった
(→画像修正すると過剰になったり印象が違ってしまう難点があり色調を再現するのは苦心する)
✔ホワイトバランス、露出、明度などカメラ特有の単語と意味がわからない
(→単語を調べて光を調整しクリアーで雰囲気のある写真に近づける)
まだまだ先は長い
スマホのカメラみたいに普段から頻繁に使えばいいかもしれない
…とおもった日でした
「失敗した絵画の撮影方法」を読んでくれてありがとうございます
作品が完成したらどう見せるか、どう演出するかということも完成のうちに含まれている
いい写真を見ると商品に興味が湧く
いい写真を見ると実物の良さを引き出し品格を感じる
作品撮影も然り、演出しアピールすることをもっと磨きたいとおもう
描くことと別のところで必要になる技術というものがごろごろと転がっている
必要な技術を避けてきたけれど、最終的には避けては通れない
カメラでいい写真を撮ることもそうだし、テキストを書くこともそうだ
どうせ書くなら成功体験ではなく失敗体験のことを記そう
成功者の成功体験は再現性が低くほとんど彼・彼女にしかできない特殊なものだと諦めよう
しかし失敗体験は無数にある、失敗を見せられるとそこから学ぶ
失敗から学ぶと自信がつく
そもそも失敗という概念を取り払ったほうがいい。という人もいるくらいだ
成功と失敗という単語は耳障りが良い、ドラマチックだし、ストーリー性がある
失敗ではなく経験のひとつだから財産になる
話が反れてしまいました
作品をうまく撮るコツはまだわからないけれど、作品をうまく撮れなのはなぜなのか
をわかろうとおもいます
今週もおつかれさまでした
温かい励ましやメッセージに感謝しています
明日も安全で健康でいられる日になりますように
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