駆け抜ける
- Megumi Karasawa
- 1 日前
- 読了時間: 3分
消沈
ふとすると意気消沈する
普段意識しないようにしている自分に足りないところ、ダメなところ、至らないところがふつふつと表面に浮き上がってきてどうもいけない
そういえば先日友人が言っていたことは金言だとおもう
「どっかで聞いたんだけど、何かひとつしないことをするといいんだって」
そうか、ほとんどの人は足りないものを埋めようと増やしてしまう
あれもこれもと身に付けようとする
足し算をするのだ
しかし引き算で考えていいってことね
なにかひとつしないこと
しないことを決める
この発想だけでふっと心が楽になる
四月を迎え六ヶ月後の個展のことも視野に入れはじめる
個展の展開は去年から引き継いだものがあり方向は把握している
ゼロからのスタートではあるが、やることは決めているのだ
四月、スタートの季節
この一か月は踏ん張りどき、気が張っている分、ふとしたときに虚しさに支配される
虚しさは眼を虚ろにし呼吸以外の動きを止めてしまう
ぶんやりと一点を見つめるようで何も見ていない眼
抱えているものをひとつ手放してみよう
無駄にプレッシャーを抱えていないだろうか、作品と自分を切り離すことはできているだろうか、過去でも未来でもなく現在に自分が存在しているか、地に足がついているか、暴飲暴食していないか
できていないことに眼を向けていないか、自分の状態を把握できているか
ふとした瞬間に下降するメンタルもわたし自身を構成する要素、なくてはならないものなのだ
それでも今月は駆け抜ける
駆け抜ける
キャンバスの仕事が始まってドローイングは少なめにした結果、三月は三百二十三枚描いた
一日十枚は描いたことになる
今月は少なくなるだろう
量を競うものでなく自分を整えるものとしてある

気分は天候に左右される
雨が降り三日目となった
そろそろ晴れてほしい
これ以上雨が続くとますます気分が落ちてしまう
天候に依る心境の変化は否めない
寒暖差が身にこたえる
予想の上をいく自分のナイーブさを持て余す
今日も今日とて絵を描く
絵を描きながら自分の不甲斐なさに憂鬱になる
芸術とは関係のないある本を読んだ
違った分野の本に手をつけるとひょんなところから素敵な助言を得るものだ
評価の軸は自分が思っているほど少なくはない
最低でも九つはある
九つの評価のうち目につく一つしか見えていないのだった
他の八つは評価するに当たらないとおもっていたことだ
そうではなかった!
「駆け抜ける」を読んでくれてありがとうございます
どうしてかわかないけれど気忙しい日になった
雨だから?作品の見え方が変わったから?食べすぎたから?空腹だから?
すこし落ち着きましょう
今日もおつかれさまでした
明日も素晴らしい日になりますように
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