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Karasawa Megumi
-Human Activity and Art-
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『ロスト・ペインティング』探求録:第二章 制作プロセスに見る「消去」と「存在の再構築」
「女性とは何か。人間として、生命として、本来の姿とは。」顔のない人体を描くことで、私が問いかけるのは、社会の固定観念や隠れた偏見。私の作品が目指すのは、「揺らぎと混沌」の先に、皆さんが自分自身と向き合い、普遍的な問題を乗り越えるきっかけとなる対話です。

Megumi Karasawa
7月11日読了時間: 5分


『ロスト・ペインティング』探求録:第一章「白」が語る記憶と存在の変容
「女性とは何か。人間として、生命として、本来の姿とは何か。」
この根源的な問いから始まった『ロスト・ペインティング』。私の人生に現れ始めた『白い色』は、老いや衰退の象徴である一方で、忘れかけていた記憶を呼び覚ます色でもありました。チューブから絵具を絞り出す行為は、まさに内面を絞り出すよう。消去という名の暴力、そして「フー・アム・アイ」という問い。
今回の新作に込めた、個人的でありながら普遍的な問いの根源をブログで深掘りしています。

Megumi Karasawa
7月10日読了時間: 7分


展覧会のお知らせ
7/15(火)から、「第9回 菜々燦会展」に出品します。
今回は、壁面10mの個展規模で新作「ロスト・ペインティング」36点を展示。初のカンヴァス作品を通して、失われた記憶と内なる感情の揺らぎを表現します。従来の「黒」から「色」への移行、初のキャンバス挑戦。これは私の創作哲学における重要な転換点です。
本ブログでは、会場にお越しになれない方々へも、この挑戦と作品のこだわりを詳述しています。

Megumi Karasawa
7月9日読了時間: 4分


ジョアン・ミロの「焼かれたカンヴァス」から学ぶ:「深追いしない」という能動的な創造
ミロの晩年作から見えた、技術を超えた「作家の精神性」。
現代アートが求める「速さ」に背を向け、わたしが探求するのは、「深追いしない」という能動的な創造哲学です。
「待てない焦り」から生まれた「積極的な諦め」が、アーティストの成熟と作品の奥行きにどう繋がるのか。

Megumi Karasawa
7月8日読了時間: 4分


描く手を「止める」勇気:「待つ」ことが開く、アーティストの「非世間的な時間軸」
「描く手を止めると不安になる」そんな経験、ありませんか?
20代で出会ったベケットと鉛筆画が教えてくれた、私の「非世間的な時間軸」。
作品を「熟成」「発酵」させる、人間だけの特別な「待つ」時間とは?
実は、その「待てない焦り」こそ、
AIには成し得ない、物質と時間、そして人間が織りなす「仕事」の奥深さなのかもしれません。

Megumi Karasawa
7月7日読了時間: 3分


「速さ」の向こう側へ:私の創作と向き合う「非世間的な時間軸」—ゴドーが教えてくれた「待つ」アート
人間ならではの創作の「質」を問い直し、私が出会ったのは「待つ」という、意外な創造の鍵。
「ゴドーを待ちながら」が示唆する「何もしないこと」の奥深さ、そして素材そのものが為す「熟成」のアートとは。
AIがすべてを加速する時代に、芸術が私たちに求める真の価値とは何か?

Megumi Karasawa
7月6日読了時間: 7分
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