宝石さがし
某日、家族とゆうえんちに出掛けました
そこで「宝石さがし」をして来ました
小さな銀色のバケツに砂が満杯に入っていてそれを紙漉きで使うような簀桁(すけた)に移し、流しそうめんのように上から水が流れているところに簀桁を使って砂をふるい隠れている宝石を取るというアトラクションです
これが思いのほか嬉しい体験になったのでした、砂の中から現れた大小さまざまな石31種類がランダムに数十個入っています
わたしのバケツにはソーダライトというコバルトブルーをした石とローズクォーツ、クリソコアとみられる石が大きな塊で入っていました、他にはフローライト、ラフアゲート、アマゾナイト、ローズクオーツ、ガーネット、トパーズなど…その他識別できない石もありましたが、どれも色とりどりの淡い色が儚くてキレイでした、自分のバケツに入っていた石はどれも愛おしく子どもに混じってやってよかった!キレイな石をみるとテンションあがりますね
その中でなぜかとても惹かれる石がありました、それは「ソーダライト」
石言葉を調べてみると「夢」「目標達成」「決断力」とのことでした
さらに調べていくと、こんな事が書かれていました
変化に対しての強い不安、自信のなさで起こる未来へのネガティブなイメージ、過去における失敗や傷ついた経験など。人は生きているプロセスで常に低次元へと移行したがるくせがあり、大抵は自ら作りだした不安や心配の世界に迷い込み、自分が今、どこにいて、何をすべきかという事がわからなくなってしまいます。
ソーダライトは、人がその入り口に立った時、光の盾を作り、その次元に入りこまないようにしてくれるメンターであるのです。
心を整え、思考を明瞭化し、理性と感覚を結んだ判断ができるよう促されます。
宝石さがしで偶然バケツに入っていた「ソーダライト」
この色、コバルトブルーは今描いているキャンバスに使っている色です、青い色の絵を描きたくなって始めたもので「青い絵」シリーズを制作中なんです、だからか美しい青い色をした石の不思議さに目を奪われました
「ソーダライト」の石言葉…今の自分にとって聞きたかった言葉をもらえた気がします、石の色と絵の色がリンクしている
きっと大丈夫なんだと気を強く持てました
パワーストーンは科学的に効果や成果が期待されるものではないし、個人的なお守りとして信じるかどうかあなた次第というものです、神秘的な力が本当にあるかどうかはわかりません
その時々の自分のメンタルの安定や不安を取り除いたり守ったり力をくれると信じることもまた必要な時もあります
青い石のかけらを握りしめながら、自分の不安や恐怖の盾となる役割があると知ったおかげで、昨日より今日ほんのちょっとの安心と「大丈夫」を手に入れられました
石の世界、石言葉、知らなかった世界を新しく知った喜びがうれしい
児童文学から「石」の神秘について知る
家族のひとりは本を読むのがとてもすきです
借りてきた本を一緒に読むこともあります
一年前にハマって読んでいたのはあんびるやすこ先生のシリーズ
中でも「なんでも魔女商会」「魔法の庭」「ムーンヒルズ魔法宝石店」シリーズは大人のわたしが読んでもいいな~としみじみする内容です、イラストも女の子心を射止める可愛らしいものばかりで絵を見ているだけで楽しい気分になります
パワーストーンを描いたシリーズ「ムーンヒルズ魔法宝石店」では初めて石の持つパワーや魅力について知りました
この本を読んで石が人に与えるポジティブな影響についてこんな視点、こんな世界もあるのかと魅力的に感じました、パワーストーンについてよくわかっていなくてそのパワーを一度も感じたことがなかったのですが、物語を読んでなるほど、その魅力がすっと入ってきたのを思い出しました
手元にある淡く儚い色をした石を見ると雲が晴れるような気分になります
磨けばもっと美しく輝くのだろうけれど何もしていない素朴さの残る石もまたいいものです
一年前に読んだ「ムーンヒルズ」シリーズを思い出す石との再会はゆうえんちの「宝石さがし」になるとは思いませんでした
なんでも自分でやってみると発見があるものです
「宝石」を読んでくれてありがとうございます
スピリチュアルな世界は興味があるって大きな声で言えないような恥ずかしさがありました、なぜでしょうね…先入観からかしら?
誕生日占い、星座占い、誕生石占い、花言葉、色占いなどから自分の性格や行動(の癖)が書かれたものを読むのがすきです、当たろうが当たらまいがエンターテインメントとして読むとほほ~と気分転換になるし、実際それで少し気持ちが軽くなるということもあります
自分の運命や道は自分で決める、占いやタロットは信じない!というほどの拒否反応はなく、スピリチュアルな方面もまた新しい視点や発見があるので面白いんです
自分の感覚や直観がスポットライトのように何かを照らしたり、電池切れしそうな断続的に照らす街頭のように照らしたり、他に複数の要因によってある方向に導かれていると感じることがあります
全く何をやってもどこに向かっているかわからないということもあります
そんなときは孤独感に苛まれ自責の念に駆られることもあるけれど「きっと大丈夫」「うまくいく」と芯から信頼できるものが自分自身の中にあることは変わりません
それは直近の過去や直近の未来の自分ではなく、自分の中にいるもうひとりの自分のような存在です
自分でありながら自分ではない人間の存在が、わたしを守り勇気を与え照らし支えます
この人はどこから来たのかはわかりませんが、わたしは信頼しています
物理的なものではなく精神性の高い幻像(ヴィジョン)なので触れることはできません
石は触れられるし身に付けられるものだけど、それはひとつの方法であって、本当は石を握るその手、体から見えない信念や信頼というビジョンを石というかたちに与えているのだとおもいます
形のないものを見えるものに託すということが必要なときがあるのです
石の世界も奥深く、自然の作り出した色と造形はやはり神秘的でその謎がわたしを魅了します
いま、自分とその周辺でいろんな変化が起こっている時期なので感覚のセンサーが研ぎ澄まされています、変化の只中にいる
今日もおつかれさまでした、明日も素晴らしい日になりますように
Comments