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執筆者の写真Megumi Karasawa

ぽるとがる紀行いべりあ半島への扉#4


4月25日カーネーション革命50周年を記念した展覧会でスペイン内戦についてのドキュメンタリー映画の上映があった
絵画展でドキュメンタリー映画を観れた幸せ


展覧会二日目の朝は、昨晩からの不調でベッドから起きれず午前中はダウン

(スーツケースにいれた水とポカリとキャンディーを舐め、風邪薬を飲み休んでいました💦)


午後から何とか動けるようになったのでバスで移動し図書館に向かいます

夕方からスペイン内戦についてのドキュメンタリー映画上映と「芸術と革命」についての講演が用意されていました、これは半年前から企画されていたものです

まずスペインの監督が内容紹介をした後、映画の上映(約30分)、質疑応答がありました

意見交換があった後で第二部が始まりポルトガルから二名、スペインから二名が講演

図書館内のレクチャールームに集まった展覧会参加者と一般客はじっくりと耳を傾け、落ち着いているけれども活発で真摯なやりとりがあり印象に残りました

この日はメインのイベントが終わったところで図書館を後にし、こうして展覧会二日目は幕を閉じたのでした


この講演の様子は参加者の方々が後日、Facebookに動画をシェアしたので、彼らが何についてどんな話していたかを詳細に知ることができました(それはテキストに変換されました)

もし聞き取れていたらどんなに興味深いことだったろうと残念でなりません、それほど魅力的な内容でした

ポルトガル現代史のある一冊には


「現代スペインを知るにはスペイン内戦について知ること、現代ポルトガルを知るにはアフリカ植民地を知ること」


と書かれ…まさに今回のイベントはドンピシャの内容だったのでした

「革命」をキーワードに社会や芸術への影響を考察するのは、展覧会の主旨に沿うもので図書館で開催する意味もまたそこにある気がし、イベリア半島の対話が実現したのも、隣国の長い歴史の上で面白い企画だったのです


「リスボンの春 ポルトガル現代史」野々山真輝帆 朝日選書 1992 朝日新聞社 より

作品を鑑賞して、意見をもらう重要さについて学ぶ
絵を鑑賞する人と対話する

体調不良とはいえオープニングパーティを欠席し作品と作家を知ってもらう絶好の機会を逃してしまったわたしは観客に自分の作品がどのように受け止められるかを未だ知ることができずにいました

展覧会参加者お一人おひとりわたしの作品についての感想や感じたことを話してくれました

言葉はスペイン語と英語だったので、細かい意味は分かりませんが作品を見ながら細部を指さし話しているのを聞くと、どの部分が彼らを捉えたのか伝わってきました

興味を惹いた部分はコラージュによるイメージの断片が上下左右に構成され、作品サイズの不定形さがそれを強調している箇所だと推測しています

黒一色でシミやシタタリを取り入れた作風がアンフォルメル絵画との関連を示唆させた点も好感を得た要素のひとつだったようです


次の日は4月25日国民の祝日のため図書館は休館

明けて展覧会3日目にやっと観客の方と接触を持つことができたのでした


次回に続く☺


自然災害によるフライトスケジュールの変更や欠航について事前に調べる
出発前日にドバイの空港が水浸し!というニュース

<番外編―こんなシチュエーションもあるよ!?->


出発前日、友人からLINEが届き一通のメールがわたしの危機管理の意識を変えました

それは出発二日前ドバイで一年分の雨が降り、空港が水浸しになったというニュース!状況を確認をしておいた方がいいよとの連絡でした

もしやドバイ空港が閉鎖され飛行機が飛ばない!?

真っ青になり、これまでの半年間が頭の中をよぎりました

自然災害・政治・テロ・ストによるフライトスケジュールの変更や欠航に関して、まったくノーガードだったので大慌て…

ニュースを調べ、利用する航空会社のHPを確認し、旅行会社に連絡

旅行会社からカスタマーセンターに案内され、保険会社に詳細確認をするという手順を踏み

以下を問い合わせました


●カスタマーセンター

✓ドバイの大雨で飛行機の遅延、キャンセルが発生しているかどうか

✓航空会社のHPを見ると何も書かかれていない、出発日は大丈夫かどうか


●保険会社

✓天候不良の自然災害等で成田から飛行機が飛ばないと事前にわかった場合の動き

✓天候不良の自然災害等でドバイからポルトガルへの飛行機が遅延した場合の動き


災害時の対応は各旅行会社、保険会社の領域ですが、その対応について知っておくことは非常に有効

確認をしたおかげで安全面の不安から救われました

また現地で体調不良になった場合の問い合わせも事前にしておくと慌てずに済みます

基本的に現地で支払ったレシートは残さず持ち帰ってきてこちらで破棄するのがいいです

トラブルやアクシデントに見舞われたとき現地で対応した金銭面での負担は保険の対象になります

(どこまで補償されるかは各会社によります)

必ず知っておいておいた方がいい情報なので共有します




「ぼるとがる紀行いべりあ半島への扉」を読んでくれてありがとうございます


展覧会二日目の午後には動けるようになり一番ほっとしたのはわたしです💦

一日振りに会場に入ると参加者の方々が心配してくれました

「大丈夫?」「回復してよかった」と肩をポンとたたいて、さすってくれたり手と握って回復を喜んでくれたのには、ぐっとこみ上げてくるものがありました

旅に不安や恐怖はつきものですがこういった交流を築けるのも旅です

「旅を楽しんで」「楽しいことが待っている」

そう言って送り出してくれた友人や知り合いの言葉は本当でした


人との出合いや旅先でのアクシデントを経て、どんな作品が生まれるでしょうか?

それを発表できる次の展覧会はこちらです

帰国後の新作を含めた内容になります!

👇👇👇

■8月27日~9月1日 春日部市中央公民館2F展示室

「第8回菜々燦会」


こちらは埼玉県春日部市にある中央公民館で行われている定期的な展覧会です

天井が高く、壁面と床面の広い贅沢な空間をめいいっぱい使い平面作家6名が会場を作り上げます


わたしがこの場所で作品を展示するのは13年振りになります

2011年ここで個展を開催しました

ロール紙に描いた作品を会場の天井から床に垂らし作品世界を大胆に展開する

インスタレーションを行いました

今後の仕事に弾みをつけようと気負っていたことを思い出します

個人的にこの場所で作品を発表することは活動初期の自分の姿を思い起こし

感慨深く感じます


今回持ち帰った様々な要素を反映させ大きな空間に展開するのは新しい挑戦です

ぜひぜひ会場でご覧ください

お待ちしています


個展の開催が決定しました

👇👇👇

■10月11日~10月20日

MegumiKaraswa個展

M-Gallery

埼玉/川口


こちらも併せてご来場をお待ちしています☺


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