今までとこれから、どちらが長い
以前の記事で少し触れた内容についてまた気になってきたので書いてみます
(しかしその記事が見つからず書こうと思って書かなかったか、削除してしまったかもしれません)
その内容はルネサンス時代の芸術家レオナルド・ダ・ヴィンチ (Leonardo da Vinci1452年4月15日 - 1519年5月2日) は画家、建築・数学・解剖学・天文学・物理学・光学・音楽など他にも様々な分野を手掛けていたこと、ミケランジェロ(Michelangelo di Lodovico Buonarroti Simoni 1475年3月6日 - 1564年2月18日)も同じく画家、彫刻家、建築、詩人と4つ以上の分野を手掛けていたことを受け現代では画家は画家、彫刻は彫刻家、建築は建築家など分野によってその専門家がいて他の分野をまたいで手掛けるというようなことがほとんどないことが気になったのでした
特に建築は建築基準法によって細かな規定があるので専門家以外の人が建築を設計することはできないに等しい
アントニ・ガウディ(Antoni Gaudí i Cornet1852年6月25日 - 1926年6月10日)のような建築家でありながら芸術家に近い感性で建築をつくることは現代の建築法では難しいのでしょうか
(ちなみにピカソはガウディのことを嫌っていた)
わたしは絵を描きますが次第に風景や建築の土台である大地、地平線の水平方向が気になり始めました
絵やドローイングだけでは収まらない何か別の空間把握の方法や展開の予感がしてその方向に向かって進むこともひとつあります
想像上で分野に捉われずに可能性の範囲を広げることをもっともっと大胆にしていくような大きさが欲しい
小さくまとなるなと自分に言う
今まで生きてきた年月とこれから生きる年月のどちらが長いんだろう
そんなことをふと思った
いまはその中間点にいる
このまま続けるか、やり方を変えて新しく進むか…道が分かれている
今までのやり方はしないという方法で前に進むことに決めたけれど、気持ちが小刻みに揺れることがある、直線に見えても直線はありはしない
揺らぎとブレとズレを抱えながら生温かい体温を持った人間はそれでもしなやかに生きてキッカケを掴もうとするのだ
美味しいもの
また冬に一歩近づいたような寒さを感じます、こんな日は温かいものを飲んだり食べたりしながら身体を冷やさないよう、風邪を引かないよう注意しないと!すぐ体調を崩してしまう…というのもまた背中に痛みがあり腹痛と怠さが襲ってきました
一日最低3回は料理をつくりますが適当に済ませるにしても温かいものを食べたいので炒めたり煮たりして湯気がのぼる献立をつくようにしています
おみそ汁にはいつも以上に具を入れて野菜をたっぷり食べられるようにするだけで充分ご馳走になります!豆腐を凍らせて解凍し手でちぎりおみそ汁に加えたり、冷凍きのこを加えると味に奥行きが出て美味しい一杯が出来上がりますよ
美味しいものは温かいのです
温かいものは美味しいから、どんな料理でも家でつくる食事は美味しい(という風におもうと手抜き料理という料理はない)
実際毎日同じようなメニューばかりだけど自然のもつ味の凸凹や形の歪みが一定の味にさせません
そこが出来合いの加工品に勝るところだよね…でも手軽で便利なので頼りますけど💦
ビーガンレシピ本を見ていると、野菜やナッツ・豆類・オイルを工夫して使うとこんなに美味しそうなたくさんのメニューがつくれるなんていつも本当に驚かされます
某日、ビーガンカフェでハンバーガーを食べたけれど満足度が高く罪悪感なくとても美味しく頂きました
もちもちのお米パンを久しぶりに食べました、お米パンを販売するパン屋さんも増えましたね
注意が必要なのは米粉と小麦粉両方入っていても「米粉パン」として売っていることがあるので、成分表を確認するか店員さんに聞いてみてくださいね
大人になって毎日何を食べるか自分で考えて自分で作れるなんて最高です
温かくて美味しいものをつくり毎日健康でいられるよう今日も鍋に火をかけます
「今までとこれからの40年間」を読んでくれてありがとうございます
寒い日になりました、机に向かってただ直線を刻んで一日が終わります
はい、デューラーの銅版画を見ながら15世紀にタイムスリップし銅版画風の手描き新聞に手を付けました
これが写経のように精神を落ち着かせます、単純にクロスハッシングしていくだけの動きです
だけれど時間は過ぎ、21世紀にいる自分を一瞬忘れてしまいす、ペンスケッチに没入するのです
「こんなことして何になる」「こんなことしてていいのか」そんな声が聞こえてこようがこまいが集中します、気を抜くとすぐに穴をのぞき込んでしまうから落ちないようペン先に神経を向けるのです
自分を慰め労り落ち着かせるために没頭する手仕事が必要なのです
今日もおつかれさまでした、明日も素晴らしい日になりますように
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