ビリヤニ
- Megumi Karasawa
- 5月31日
- 読了時間: 4分
更新日:6月2日
旧友とランチ
体調と相談しながら旧友とのランチをキャンセルするかどうか、決めかねていた
週末が近づくにつれ心身が持ち直し約束通りランチに出掛けた
一月に会って以来約四カ月振り、友人たちはみな明るくて元気で、いつものように温かかった
美味しいもの食べながら時間が許すまで話し続けること六時間、驚くほど時間が速く感じた
毎日をバタバタと慌ただしくやりくりする中で、こういう時間はご褒美のようなものだ
みなに会うと次回も会いたいとおもう、それまでをそれぞれの場所で精一杯毎日を生きる
異国籍料理に興味が出てきた
インド料理をチョイスし今回わたしがオーダーしたのはビリヤニ
もしかしたら人生初オーダーだったかもしれない、新しい料理を試してみたくなったのだ
名前を知っていても食べたことのない料理は圧倒的に多い
外食という機会に積極的にトライする、自分のテリトリーから踏み出す訓練
味覚のコンフォートゾーン
新しいもの、食べたことないもの、以前のわたしなら選ばないようなものを吟味してチョイスする
メニューを前に最後までオーダーが決まらなかったわたしは、実はコンフォートゾーンから抜ける勇気を試していたのだ、と帰宅してから思い至る
変身願望
ついでに言うと、それは料理だけでなくて…髪型や服装、靴やバッグ、小物やメイクなども、
がらっと新しくしたい、そろそろイメチェンしたい
ある時からずっと変わらない鏡の前のわたし
自分の外見に飽きてきたからだ、長年変わらない自分の姿を見ると新しい自分を想像できなくなる
前向きな変身願望はまだ自分に対して興味を持っているしるし
加齢に伴い、実年齢に合ったものを選ぶという選択ではなく、わたしから別の魅力を引き出せないかという実験でもある
止めていた時間を動かして、自分を素材に積極的に動かしてみたいという意欲のあらわれだ
外見の変化は内面も動かすだろう
中身は変えられなくても、自分の思い描いたものになるために外見を整えるのもいいではないか
願望を反映してもいいではないか
恥ずかしさや自信のなさで制限していたのは昔の話、としよう
自分が何者であるか
自分は〇〇である
その意識から離れてみる、再生を試みる
ほんの小さな革命を起こす蟻のようにわたしはわたしを運ぶのだ

六ヶ月間、毎日更新したブログ
二〇二四年十一月一日から今日まで毎日ブログを書いている
本日で半年経過した
毎日続けるから毎日続けられる、一日でもスキップするとやる気がなくなる
身体は楽な方を本能的に選ぶので(だらだらするというより、自然な状態を求めるから)意志や動機を頼りに、毎日書こうと脳に言い聞かせてきた
それを苦痛にならないようにするには、どんなことでもいいから綴る
というスタンスが功を奏している
書くことを難しく考えたり、うまく書こうとしたりしない
それは置いておき、今できる書き方で取りあえず書くという許しと諦めが肝心
何かし始めると、どうしても足りないものに目がいき自分に失望することがあるけれど、
仕方ないと積極的に諦めて大きな目標に目を向ける
わたしの大きな目標は三年間は年中無休で続けること
その目標があるから未熟でもうまくなくても問題にしない
書くのを止める理由にしたくないのだ
いかに毎日続けるか、明日も書くか、ということがはるかに大事だから
体調が悪い時、ブログを休みたいとおもうより、ブログだけは書かないと。とおもう
誰かに依頼されているわけでも誰かが期待しているわけでもないのに
わたしは個人的目標のために書いている
これが内なる動機なのだろう
三年間年中無休で続ける、それだけがしたいこと
意味のために書いているとは思わない
でも本当は自分の痕跡を残したい、生存確認のような意味合いで書いているのかもしれない
文字で語る
文字は人に話せない思考の揺らぎや混濁やまとまりのなさとしてあらわれる
絵とも違う
毎日書くだけなのに、見栄えを気にしたり(読了時間と文字数にこだわること)何かしら偉そうに書きたい気分になる
それも含めて書く、書いて一日を終える
書くことは自分の世界でわたしを泳がせること
疎外されない、拒絶されない世界が広がっている
「ビリヤニ」を読んでくれてありがとうございます
ビリヤニ、美味しかったな
今度はタイ料理をみなに提案してみよう
今日もおつかれさまでした
明日も安全で素晴らしい日になりますように
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