個展まであと36日:会場について、お話しします。
- Megumi Karasawa
- 8月31日
- 読了時間: 2分
更新日:9月1日

10月6日の個展の開催まで、あと36日となりました。
今年は、昨年も展示させていただいた、M-galleryで再び個展を開催します。
このギャラリーに戻って来られたことに、とても深い喜びを感じています。
今日はこの会場の出会いと特徴について、お話しします。
特別な「再会」
私にとってこのギャラリーは、ただ作品を展示する場所ではありません。
昨年、私の作品はここで初めましての方々と貴重な出会いをしました。
約1年後こうして、旧友と再会するような、懐かしく、そして少し緊張するような気持ちで、この場所に戻ってきました。
このギャラリーは、ホワイトキューブとは違い、コンクリの壁、自然光の入る大きなガラス窓、靴を脱いで無垢材の床に直接足が触れる心地よさ、庭先の草花にホッとする静かな通路が特徴です。
特に、ギャラリーの内部を見渡せる大きなガラス窓から入る自然光は、スポットライトで効果的に作品を照らす光より柔らかくドラマチックです。
コンクリと白壁、無垢材の床という三つの要素がミックスしたところが大好きです。
この空間にいると、のびのびと作品が呼吸しているかのように感じられます。
作品と空間の対話
私の作品は、このギャラリーの空間と対話をすることで、さらに特別な意味を持ちます。
光の当たり方、壁の色、そして空間の広がり。
そういった一つひとつの要素が、作品のマチエールや色彩をより豊かに見せてくれます。
作品が壁にどう掛けられ、光を浴び、皆さんの目にどう映るか。そのすべてを想像しながら、最終調整を進めています。
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