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執筆者の写真Megumi Karasawa

美術館に出掛ける

美術館に出掛ける


秋晴れのいい気候だったので気分転換も兼ねて美術館に出掛けることにしました

目的地は「松涛美術館」そこを目指して着いた先は「根津美術館」!

美術館に入るまで間違っていることにまったく気付かず疑いもなく「表参道」へ一直線

チケット売り場で「あれ、観たい展示じゃない」???ポスターに違和感…スマホの画面を見せて「いまこの展示をしていますか?」と尋ねると「これは松涛美術館なので渋谷です」と言われ…絶句…うそでしょ

ここから松涛美術館までは渋谷まで行き渋谷から徒歩15分またはバスで最短徒歩2分…タイムリミットぎりぎり…どうしよう、行こうかどうか迷ったけれど今日はそのままトンボ返りする、日曜日までやってるし出直そう、どうしても見たい絵があるからね「香月康男の《青の太陽》」


こんなことってわりとあるんです抜けているというか思い込みから事前に確認しないというやつ…そのたびに自分に呆れていや~な気分になるんだけど「わたしらしい」というかね、肝心なところで躓くこと、あと一歩が惜しい!みたいな、おっちょこちょいな部分、詰めの甘さがどうしても出てしまうのです、最後の最終チェックが苦手だからどうしても自分を信頼しきれない、何かし忘れているとか何か完璧じゃないといところ…やれやれな外出になっちゃったな…でも外の空気も吸えたし求めていた気分転換ではなかったけど気分は転換できたからいいか


数日ぶりの電車

目を閉じてなるべく色々なものを見ないようにしていました、人々の会話も耳に入らないように自分に意識を向けていました

車内の雰囲気、ざわざわ、多くの情報や案内の多さ広告、液晶画面、目につきすぎてしまうのです

これは神経過敏になっている証拠

すこし休息が必要なのかもしれない就寝時間早くしよう、深い睡眠を摂りたい

でも描きたいし、やりはじめたことを形にしていきたいし一度休んだらそれを取り返すのがまた大変

ぐるぐるぐるとまた考えしてしまうのでした


渋谷「松涛美術館」に行きたかったのに「根津美術館」に行ってしまいました
渋谷「松涛美術館」に行きたかったのに「根津美術館」に行ってしまいました

花の絵


「フラワーショップHorizon」を構想しブログに書いてから花屋になったつもりで絵を描こうと新しい試みにチャレンジしています

花屋時代いちばん充実していた頃の動きと感覚、つくった花束やアレンジメントを思い出しながらいいイメージを持って描き始めた途端、がたがたと内奥世界が崩壊してしまった前回…今回気持ちを新たにラフな状態で描き始めました

大胆で伸びやか粗削りの原石のような花の絵が現れました

いったんいろんなことを忘れる、昨日のことも過去のことも、いいイメージもわるいメージも、自由に手を動かすことを許す、どんな風にとかを設けない、どんな決めつけも思い込みも忘れる努力、さあスタート


花の絵はフラワーショップを始めたかったわたしの念願が叶ったことを祝福する絵

それがどんなものであろうと出てきたものはこれまで描けなかったものばかり

ダメなところは誰にでもわかるし見抜けます

自分だってそんなことわかっているダメ出しをよくします、そのダメ出しは絵ではなく自分に向けることが多いですというかすべてがそうです、けれどその矛先を生身の人間、自分自身には向けないように注意必要です

人間存在のダメ出しではないということです

絵と自分を切り離す、絵は改善の余地があるけれど描く自分の存在は否定しないという前提がないと辛くなります

ダメ出しをするなら仕事そのもの、作られたものに向けられたものにという矢印を毎度毎度確認して頭に覚えさせないとすぐ刃を自分に向けてしまうから、作品をよくしていくためにどうするかを考える、どんなことをしたら最高になるかアイディアを出せるのは自分しかいない、試行錯誤するときほどたのしいときはない、自分のもっともよい部分を発揮しないでどうする?というか自分のだめなところじゃないところにフォーカスしようよ、自分に冷たすぎやしませんか?キツくあたりすぎじゃありません?


いい絵とそうでない絵、自分でその良し悪しをほんとうにわかっている人はいますか?わかったつもりになっているけれどそれがホントのところどうなのかはわからない

一枚でも多く一分でも長く延長して描き質を高めていくしかないのです、描くことがどこにつながっているかわからないし何かから切り離されていくのかもわかりません

しかし絵を描くことそのものをやめず毎日毎日描くそれをするときはそれに集中する


なんだか軌道に乗ってない感じは仕方がない、だんだんと身体に馴染むもの沁みつくから焦らず淡々と描く…最初は息切れするし苦しいときがあるけれどそういうものだ、と気長に構えて細く長く続けることがしたい、いまはそれだけを望んでいる



念願だった花屋さんを開店するため空想から生まれた架空のフラワーショップを花でいっぱいにするように花の絵を描き始めた
たくさんの花に囲まれたフラワーショップを開店したい

「美術館に出掛ける」を読んでくれてありがとうございます


今年いっぱいで終了する展覧会で観に行こうと予定しているものが4つあります

気になる作家の展覧会が集中するって滅多にありません、しかもその4つどれも日本人の作家です

誕生日のWish Listに「二カ月に一度は美術鑑賞」を入れました、出不精で引きこもりがちになるのでそうやって外に出掛けるキッカケを持ちたい!積極的に!

見ているものの景色を変えてフットワーク軽くしたら外に対する恐れもなくなるはずだから

今日もおつかれさまでした、今週もよくやりましたよね、あんなこともこんなこともあったけれど安全で無事に金曜日まで生きました!大袈裟ではなく心のそこから…誰も労ってくれないし当たり前だと思われるけどそれは奇跡です、不安で苦しくて怖くてたまらない日は長く続かない、絶対に悪いことは起きない、大丈夫だからね、大丈夫大丈夫

明日も素晴らしい一日になりますように…






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