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執筆者の写真Megumi Karasawa

自分宛て

発見


某日、活動する時間を少なくしたいから眠った

起きていられないような酷いことは起きていないけれど、眼を開けていられなくて眠りの世界に逃げ込んだ、眠りはレム睡眠、脳は活発に動いていた

詳細な夢を見て現実の出来事のようなリアリティを持っていた

ハッとして夢であってホッとした、眠りの世界に逃げ込む理由・現実の何が不満なのだろう…

眠くて眠くて眠るのでない

起きてることに耐えられないから眠る、寝ても寝ても眠り足りない眠り

生活がぐらぐらと不安定に揺れる、メンタルはゆらゆら漂い考えることを止めている


毎日書く時間を決めてブログ画面に向かう、ここ一か月半続けているブログがわたしを眠りの世界から引き揚げる蜘蛛の糸になっている

時間が来ればPCを立ち上げて、昨日わたしが渡したバトンを受け取る

このバトンを無視したらわたしがわたしを拒むことになる、だからこうして書いている

書くとわかる、一日一日が独立していること、昨日の延長でないこと

いいこともわるいことも不安も恐怖も心配も焦燥も嫉妬も羨望も楽しいも嬉しいも喜びも、どれも同じものであるということ、どれもわたしにとって大切な要素なのだということが。

ひとつひとつに取り替えられない役割がある、以前のわたしはメンタルが崩れてどうしようもなく不安で心配でソワソワすることがあって、そんな状態を気分と感情のムラと言い良くないものと扱っていた、これに左右されるから制作も安定しないし継続できないとおもっていた

負の感情。と呼んだり、黒い感情。と呼ぶ人もいるだろう

わたしも負の感情に引っ張られて一日を放棄することがあった、ならばいつでも陽気で明るく健康で充実して楽しく強く元気でいることを望んでいるのかとおもうと首をかしげる、そんな状態で365日過ごす人がいるだろうか、わたしがそれを望むなら負の感情は今よりもっと大きく立ちはだかるだろう

というのはどちらか一方があるのはどちらか一方があるからだ

二つであってそれぞれを補っている、よく言われるように「光と影」を想像したい

負の感情の大切さをかみしめている、わたしがいるのはこの感情があるからだとさえおもっている、この気付きは大発見だ、この年になってようやくようやく自分という人間を確かめられた、こんな肯定をしたことは今までなかったろう、自分の感情のひとつひとつがどれも大切で必要で愛おしいのだ

感情に差はないし優劣も善悪もない

不安や恐怖、心配や焦燥も嫉妬も羨望を違う角度から見てみれば自分を守るためのものだったしこれがないと制作に向かうモチベ―ションは上がらないし、これがないと物事に深く潜ることもない、これがなければ楽しいことも嬉しいことも半減するし、自分を成長させることもない、どう解釈するかにコミットメントすることもないだろう

負の感情・気分と感情のムラ

これがあるからわたしがわたしであり、わたしである理由なのだ

光だけでも影だけでも成立しない、その間にあるグレーの色合い

心地よいバランス、そのポイントは毎日違うし揺らぐ、その日の波を掴んで自分の舵を取る

一日一日実験してるんだろな


負の感情の大切さをかみしめている、これがあるから楽しいことも嬉しいことも喜びも幸せがある
自分の感情がどれも大切で愛おしい

自分宛て


弱さや情けなさを感じることがあっても強さを求めて自分の感情に打ち勝とうとしなくていい

足りないものを数えず、自分の能力や経験に自信がなくてびくびくと不安になることはない

自分の実力や無学や無教養を恥じているなら、それがなんだと言うのか

他者承認はなくていい

自分が自分でいることに心底イヤになる、理想の自分からかけ離れた仕事や生活をしている

それがなんだというのか、違う解釈・物事をズームしてよくよく見てみてほしい

何を心配して何に恐怖を感じているのです?

わたしは他者から攻撃されることを恐れている、わたしを否定しわたしに暴言を吐きわたしに失望しわたしに悪意を抱くかもしれない他者を恐れている

自分を保てなくなくなるくらい他者の言動に左右されるのがわかっている

強くなれば惑わされず気にせずにいられるとおもった

気持ちは痛いほどわかる、わかりすぎるくらいだ

他者を気にしすぎてしまうこと、他者の言葉を受け止めすぎてしまうこと、どれも自分が弱いせいにした

それを一旦脇に置いてまずは自分を取り戻そう

自分の気持ちを知ろう、自分の一日を過ごそう、毎日書いてみよう、なんでもいいから、書く時間を設けてPCに向かう、ページに向かう文字を打つ、文字を書く、量をつくる

毎日書けばわかる、弱さや強さは要らないということ、弱さや強さ以外がたくさんあること

どんな感情もわたしをつくる大事な栄養だということ、ジャッジせず自分を理解する、それをただ見る

ただみる、そのことに気付けますように



どんな感情もわたしをつくる大事な栄養だということ、ジャッジせず自分を理解する
ジャッジせず自分を理解する|それをただ見る


「自分宛て」を読んでくれてありがとうございます


自分は自分のことしかわからない、けれど本当にわかっていると言えるだろうか

自分の感情を無視することもあればいいように解釈することもある、わかっているようでわからない

一日一日どれも同じ日はない、昨日から切断され明日から孤立している

世界に対して眼を開けていられないほど情報や時間や行動から逃げたくなる日もある

眠りの世界はぐちゃぐちゃでもう一つの現実感を映し出す

わたしは元気でいます、冬の太陽は短く夜が長い

暗くなる時間が早くて日中が短い、短いから寂しい、一日の終点

一週間おつかれさまでした、良い週末をお過ごしください



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