作業進捗9:DMを飾る一枚、決定。
- Megumi Karasawa
- 9月1日
- 読了時間: 2分

9月になりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか?
わたしはというと、毎日ブログを書きながら感情は行ったり来たり、制作にかける時間もバラバラです。それでも個展の開催が日に日に迫ります。
この度、個展のDMに使う作品を、新しく制作した作品に決めたところです。
出品する作品の中から、DMを飾る一枚を選ぶ作業は、個展の「顔」を決める重要なプロセスです。
切迫した状況から生まれる作品
制作中は、何かが形になる瞬間を信じ、筆を進めています。
そんな日々の中、これまで描いてきた作品の中からではなく、このタイミングでこの作品が生まれたことに導かれるような感覚を覚えました。
この作品がDMになるなんて、切迫した状況から生まれる作品の出現はいつも予想を超えるのです。
DMに託す想い
DMは、来場者にとって、個展の世界観を予感させる最初の入り口です。
この一枚のDMが、皆さんの手元に届き、そして心に触れることで、どんな気づきや感情の揺らぎをもたらすでしょうか。
今の自分が作る作品は、作り込まれた大作で観客の方々に見せつけるようなものではなく、気負わずに出てきたものを作品として提示する一種の諦めと、それでいいのだという受容が入り混じっています。
作品が言葉以上の意味を語りかけ、それが再び皆さんの心の中で新しい言葉となって響く瞬間を、楽しみにしています。
DMのデザインとともに、個展の詳細は追ってご報告します。
完成したDMが皆さんの元へ届く日を想像して、只今準備をしています。
コメント