明日が来るのが待ち遠しい
- Megumi Karasawa
- 4 日前
- 読了時間: 3分
運を動かす
先日書いた記事「なんでもない春の日」は日常に十分間の運動を取り入れるとメンタルフィットネスにいい効果があるか?と期待を込めて、バドミントンの素振りをすることにした、と書いた
去年の五月頃に始めたバドミントン
もうすぐ一年が経とうとしている
今年も継続し、週一回三時間ほど近くの体育館などで練習をしている
仕事とは別でプライベートの目標はバドミントンがうまくなること、なのだ
生活や家事、仕事に追われて運動どころではなかった数年間を過ごした後で(といいつつ今もそれは変わらないけれど、以前より少しだけ余裕ができた)、縁あって始めたバドミントンの存在が増してきた
小学生の頃家族でバドミントンを楽しんだり、友達と遊んだ以外に本格的に屋内にコートを張ってプレーをしたことがなかった
この年になって夢中になれるスポーツに出会えて幸運なことだとおもう
バドミントンは初心者でもわかりやすいルールと、うまい下手に関係なく始められるところがいい
経験ゼロでも誰もが楽しめる間口の広さが魅力である
去年まで週一回ラケットを振って試合をするだけでへとへとだった
今年は欲が出てもう少しうまくなりたいとおもうようになった
そこで個人練習を開始した、それがラケットの素振りである
一日十分間ラケットを振ってバドミントンの動きに慣れる
だがこれでいいのだろうか、素振りしていて気になることがあった
参加しているサークルにバド経験者が数名いる
彼女たちの動きを見ているとバドミントンにはバドミントンの基本的な動きと型(フォーム)があることに目が行く
フォームとフットワーク、スマッシュの打ち分けやサーブの構えは整っていて無駄がない
美しい、スピードがあり角度があり強いのだ
自分流から脱却しようと参考にしたのはYou Tube
時は令和、練習するには参考になる手段が揃っている
You Tube で「バドミントン 初心者 練習」と検索し、多くの動画が出てくる、出てくる
基本的な動きを覚えることがスタート
フォーム以外にラケットの握り方、フットワーク、壁打ち、空中に放ったシャトルをラケットで掬うように受け止める練習、ラケットにシャトルを紐で結んで素振りする練習、ラケットと自分の腕の距離感を把握し、打点はどの辺りか、などYou Tubeは基礎から学べる良い教材である
家にいながらすきな時に動画をみて真似をしたら上達しないわけがない(とおもいたい)
自己流からの脱却に気付いてよかった
大人になって始めるスポーツは面白い
夢中になるものがあると明日が待ちどおしくなる
うまくなりたい
動けるようになりたい
新しい練習法を試したい
練習の成果を試合で試したい
上達したい
シンプルな願望がスポーツにはお似合いだ
シンプルな願望がスポーツの深み
運動という漢字は運を動かすと書く
自分が動いて運を動かす
まるで邪気払いのようだ
「明日が来るのが待ち遠しい」を読んでくれてありがとうございます
ウォーキングと素振りを生活に取り入れて毎朝起きるのが楽しみになるようにしたい
Karasawa Megumi『なんでもない春の日』2025.4.9
以前の記事では毎朝起きるのが楽しみになるよういしたい。と書いたのだが、予言としてあながち間違っていなかった
それから六日後の今日、明日が来るのが待ち遠しくなる。という記事を書いた
村上春樹は毎朝ジョギングを、大江健三郎は日課としてスイミングをしていた
知的労働は肉体を動かすことによって支えられている
わたしの基本的な体力は朝のウォーキングがベースとなっている
運動とは運を動かすばかりでなく想像の世界への移動も含まれている
今日もおつかれさまでした
明日も素晴らしい日になりますように
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