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執筆者の写真Megumi Karasawa

生産するのではなく生産するために

お互いさま


某日、「お互いさま」ということに落ち着いた話

わたしは裁縫が苦手、手芸も苦手、メイクも苦手、ヘアアレンジも苦手

冒頭から苦手なことを書き出した

苦手なことに共通するのは‘女性がたしなむもの’と以前なら考えられていた分野だ

(※現在では男女の差や区別がありません)


実はこれ、幼少の頃のどんな習い事をしていたか?に絡む内容になりました

わたしは小学生の頃ピアノと習字と硬筆を習い小学校高学年からはソフトボールを2年間していた

人前で演奏するピアノの発表会以外は普段と変わらない姿で取り組んでいました

ピアノの発表会は普段着ないようなきれいなワンピースとフリルのついた靴下をはきエナメルの黒い靴を履き、髪の毛は前日に三つ編みをして翌日解いてパーマをかけたようにふわふわにして舞台に上がりました

普段と違う装いと髪型に恥ずかしくなり居心地良いものではありませんでした

自分を可愛く見せたり可愛い洋服を着たりヘアアレンジすることに興味がなかったので、発表会という「特別な場面」が苦手でした

今考えれば習い事は大人の世界を知る。大人への準備。という側面もあったのとおもうのです、特に発表会というフォーマルな場はメイクやヘアアレンジをして普段とは違う装いをしながら礼儀やマナーも学ぶという機会になっていたのでしょう

子どもの頃からそういうものに慣れておくというのはいいことだったのでは?と思い返します…

特別な場面で求められる「女性らしさ」や「女の子っぽい」ことを避けてきた過程で裁縫や手芸は今でも苦手です、手先は器用な方だしなにかを作ったりすることはすきだけど、この分野はどうしても克服できないのです、そこには上記した性別による偏見があったようにおもいます


作品をつくる人には裁縫や手芸を得意とする人は比較的多いし、実際にキャンバスに裁縫や手芸を取り入れる人もいます

支持体を布に、針と糸で作品をつくるのは珍しくなく男女関係なくその技法を使っています

わたしは布と針、特に針と糸の仕事はその作業以前に偏見による差別的な側面を持っているので思考がその作業を拒否してしまうのです、実際の針仕事は時を忘れ「無」になれていい。という話を聞きますが…

わたしは自分が女性であるということを意識しないようにしているのです、それが大元にあります

自分自身を着飾ったり美しく見せたり可愛く見せたりということが苦手。ということについて書いてきましたが、わたしの周りの知人友人同業者はどうでしょうか?

大体8割から9割の人がメイクやヘアアレンジに関してはナチュラルです

裁縫や手芸が苦手そうな人はいないというイメージがあります

裁縫や手芸はものつくりの一部になるのでむしろ得意そうという勝手なイメージも…

ナチュラルメイクは自然な状態で、リップもアイメイクも肌と同じ色かもしくはメイクをしていないかのような自然な感じの人がほとんどです

ちなみに同業者以外の友人・知人に関していえば6割がきちんとメイクをしているのではないかしら…?リップもアイメイクも決まっていてヘアカラーしていたりパーマをかけたりしてキレイにしている

勿論人それぞれとおもうけど、子どものころからメイクやヘアアレンジに興味を持ったり、舞台に立つことが多い習い事をしていると、女性らしさというものに耐性がつくし、どうすれば自分がキレイに見えるか、人に美しさをもたらすかということへの配慮や視点を持つだろう

女性・男性に限らず自分自身を美しくキレイにスマートにカッコよく見せるかということは小さい頃の習い事にも関係してくるような気がしている


わたしには美容師さんをしている知人がいます

彼女がサササッと子どもの髪の毛をきれいにポニーテールに結びウィッグを装着させているのを見るとほんとうに感心します

その手業を見て自分も上達したいとおもう

わたしが苦手なことを得意とする方がいて、その人はそれをすることに楽しさや喜びを感じている、

自分が苦手なことは他者に協力をお願いし助けてもらい自分の負担を軽減する

そのお返しに自分が得意なことで他者に協力し助ける、助けたいとおもう心が芽生えました

「お互いさま」の姿勢がコミュニケーションを潤滑にする秘訣だと気付いた日が毎日の中にありました


「お互いさま」の姿勢がコミュニケーションを潤滑にする秘訣
わたしが苦手なことを得意とする人がいる

熟睡のために


某日、眠れないから「睡眠」に関する本を読んでいる

冬になると寝る前キンキンに冷えてしまった両足を43℃のお湯に浸し軽く揉んであげると温まり、夜はぐっすり眠れるようになった

睡眠に関するトラブルを抱えていたことに気付きます、違和感はあったけれどその症状に「名称」があったことに驚きます、知らないことを調べると面白い

説明のつかないことはないこと知るからだ

大きな病気につながる可能性もあるらしいと書かれていたので不安になるけれど、それも含めて原因がわかると安心する、対処方法を知れたから


熟睡したい

眠るときストレスを感じたくないし早く眠りたい、できれば体が冷えてしまう前に眠りたい

ならば一日のタイムテーブルを見直そう

一日をどこで終わらせるか問題、というのはこのブログ、一日の終わりに総評のように書いている

ブログを書かないと眠れない

一日の最後の点を打つもの、一日を終わらせるためにブログがある

ここに書いているのは一日のハイライト、ハイライトは日中、夕方以前にあることが多い

夕方以降はさして物を考えないし(家事に追われるため)、心に残ることがあまりない(家事に追われるため)

ならばブログを書く時間を午後2時頃と早めて一日を終わらせてしまう

夕方以降はフェーズを変えて「熟睡=良質の睡眠」に向かってシフトチェンジ

幸いにも明日は週の始まりでいいタイミングで始められそう

夕方から夜にかけて一日の疲労を癒し明日に備えて休息を取る

張り詰めた神経を静める

基本、夜型のわたしは夜の時間にあれこれと詰め込んでしまうことが多い、活動的になるからだ

活動する=生産することに使わず、活動をしないように活動する

生産するのではなく生産するために蓄える。という活動

まず睡眠を摂ること、いい眠りを迎えること

そうすると一日のコンディションがまとまる。というシンプルな実践になるといい


ブログ、一日の終わりに総評するように書いていてこれを書かないと眠れない。
一日を終わらせるためにあるブログ

「生産するのではなく生産するために。」を読んでくれてありがとうございます


ということで、タイムテーブル修正していい調子になれば続けるしそうでなかったら戻します

ブログを「いつ」書くかという問題が出て来るとは思わなかったな、いつ書くかを考えると一日をどう配分するか、一日はどこからどこまで?に目を向けることになりました

ただ書くだけでこんなことまで考えられるなんて想像しなかったです

書きながら自然と自分の過去や想い出に遡るのはどうしてでしょう?

過去に問題を見つけるのではなく現在をしっかり見つめると自然と過去に遡る。というものなんでしょう…これは精神分析の本にも書いてありました

心理学がわたしの特質と親和性が高いということを知り積極的にコミットメントしていきたいです

その方法は今のところ読書によってです

心理学や精神分析は全く接点のない場所でした

✔自分が知らないということを確認し続けるということ

が大事なんです、これを「不知の知」というそうです

今日もおつかれさまでした、明日も素晴らしい一日になりますように

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