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Karasawa Megumi
-Human Activity and Art-
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『 ロスト・ペインティング』探求録:第四章:「白い恐怖」と「わたし」の問い直し
連載最終章を公開しました!
私の新作『ロスト・ペインティング』の根底には、ある「白い恐怖」があります。それは、描いたものが白に飲み込まれ、形が曖昧になる感覚。そして、誰しもが経験する喪失や変化への根源的な恐れです。
この恐怖は、私に「フー・アム・アイ(わたしは誰なのか)」という問いを突きつけました。作品を通して、皆さんの内なる「白い恐怖」や「わたし」への問いに響くことを願っています。

Megumi Karasawa
7月13日読了時間: 3分


『ロスト・ペインティング』探求録:第三章 存在の再構築とあなたへのメッセージ
連載第三章が公開されました。
今回のテーマは「存在の再構築」と、私の作品が皆さんにもたらしたいメッセージ。私たちは日々「揺らぎと混沌」の中にいますが、そこにこそ「自分と向き合う自由がある」と私は考えます。
私の作品で「消去」されたもの、そして「顔なき身体」が何を示しているのか。ブログを読んで、ぜひご自身の内面に照らし合わせてみてください。皆さんの内側で、新たな対話が生まれることを願っています。

Megumi Karasawa
7月13日読了時間: 3分


『ロスト・ペインティング』探求録:第一章「白」が語る記憶と存在の変容
「女性とは何か。人間として、生命として、本来の姿とは何か。」
この根源的な問いから始まった『ロスト・ペインティング』。私の人生に現れ始めた『白い色』は、老いや衰退の象徴である一方で、忘れかけていた記憶を呼び覚ます色でもありました。チューブから絵具を絞り出す行為は、まさに内面を絞り出すよう。消去という名の暴力、そして「フー・アム・アイ」という問い。
今回の新作に込めた、個人的でありながら普遍的な問いの根源をブログで深掘りしています。

Megumi Karasawa
7月10日読了時間: 7分


展覧会のお知らせ
7/15(火)から、「第9回 菜々燦会展」に出品します。
今回は、壁面10mの個展規模で新作「ロスト・ペインティング」36点を展示。初のカンヴァス作品を通して、失われた記憶と内なる感情の揺らぎを表現します。従来の「黒」から「色」への移行、初のキャンバス挑戦。これは私の創作哲学における重要な転換点です。
本ブログでは、会場にお越しになれない方々へも、この挑戦と作品のこだわりを詳述しています。

Megumi Karasawa
7月9日読了時間: 4分


アートの欺瞞:人間は隠しきれない矛盾に突き動かされている。
グループ展は作品だけでなく、人との関わりにおいて多くの学びを与えてくれます。その裏側には『まとまらない』という危機や、人間関係の軋轢といった『欺瞞』も潜んでいます。私は人間が持つ『隠しきれない矛盾』こそが、絵画表現を突き動かす根源のひとつです。

Megumi Karasawa
6月28日読了時間: 6分


白と青、白と黒:記憶と女性性、私のホームベース
女性作家という視点を自分事として捉えたことのなかった私が、今、女性の姿を描く理由。それは、記憶の曖昧さや喪失という人間の本質的なテーマへと繋がっています。黒から白への色の変化が示す、記憶の変容と、不可避な状況下での人間の『ホームベース』への問い。この深淵な思考が、7月の展覧会『ロスト・ペインティング』の背景にある、私の創作の源泉です。

Megumi Karasawa
6月26日読了時間: 4分


時間の、音読
わたしたちは、どれくらいのものを「自分の手でコントロールできる」と思っているでしょうか?
私自身、その問いと向き合う中で、「僅かなもの」だけが本当にこの手で握れるものだと気づきました。多くのものを手放す許可を得た時、心に訪れたのは、解放感でした。
創作の現場で得たこの発見が、過敏な感受性に振り回されがちな日々に、あなたなりの「手のひらの大きさ」を見つけるヒントとなれば幸いです。

Megumi Karasawa
6月14日読了時間: 5分






ロスト・ペインティング
今年最初の展覧会は七月十五日から開催します。
わたしの作品「ロスト・ペインティング」のステートメントを公開します。

Megumi Karasawa
6月7日読了時間: 2分






ポートレート
やっと再開したポートレート。
せっかくだから趣向を変えようと、初心に返りシンプルな画材を選ぶ。
七月の展覧会では会場でポートレートを描きます。

Megumi Karasawa
5月25日読了時間: 3分














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